この記事では、2019年7月9日に発表されたMacBook Pro 13インチの下位モデルのファーストインプレッションをお届けいたします。
私はガジェット好きではあるものの、ある劣等感を感じていて、それが
「Macを使ったことがない」
ということ。
個人的にはMacじゃないとできない事は特にないのですが、ガジェット好きとして1台くらいは持っておこうと思い、購入に至りました。
iPhoneとiPadは愛用しているというのもあり、この際Appleのエコシステムにどっぷり浸かってみようと考えたのも、購入理由のひとつです。
どんな使い方を考えているのか、どんなスペックのものを購入したのか、じっくり見ていきましょう。
メインマシンとしてのMacBook Pro 13
今回のMacBook Proは「メインマシンとしてそれなりに使える事」という観点から選びました。
私がパソコンでやる事は以下の通り。
- ブラウザ
- Lightroomを使った画像編集
- ブログ執筆
- 簡単な動画編集
- プログラミング学習
そこまで凝った作品作りをするわけではないなら、画像・動画編集はiPadでやった方が便利ではあります。やはり、タブレットのタッチスクリーン操作は快適ですからね。
iPad ProとApple Pencilを使用した画像編集
とはいえ、ブログ執筆の時の文章執筆と画像編集で、端末を行き来するのは不便です。
そんなわけで、高画質なディスプレイを搭載したノートパソコンが欲しかったんですよね。
あと、最近自己啓発の一環でプログラミング学習をかじり始めたのですが、どうやらMacの方が環境構築等が楽だと言われているじゃないですか。
以上が半ばこじつけのような購入理由です。
ちなみ、現在の私の所有デバイスはこんな感じ。
- 15インチゲーミングノート(Omen by HP)
- 13インチノートパソコン (Surface Laptop)
- 10.1インチChromebook (ASUS C101PA)
- iPad Pro 10.5インチモデル
今回購入したMacBook ProによってゲーミングノートとSurface Lapopの役割を置き換えられれば良いかなあと思っています。
MacBook AirとMacBook Proのどっちが良いか
めちゃくちゃに高負荷な作業をするわけではないのでMacBook Airでも良いのではないか、と迷いました。
2019年7月に発表されたMacBookは
- MacBook Proの下位モデル
- MacBook Air
の2機種。
価格が近いので、どちらにしようと迷う方も多いでしょう。
簡単に仕様を比較しました。最小構成のスペックを書いています。
MacBook Proの方を選んだ決め手は
- 画面の色域が優れている。
- クアッドコアCPUを搭載している。
という2点。
画像・動画編集をすることを考えた場合、画質とCPU性能を妥協しすぎるのは如何なものか、という事でProの方にしました。
持ち運びを考えた場合、MacBook Airのバッテリー持ちの良さはかなり魅力的に感じます。
他の方のレビューを拝見する限り、実使用上のMacBook Pro/Airのバッテリー持続時間は結構な差がありそうなので。
しかし、これは性能とのトレードオフなので仕方がありません。
逆に、MacBook Airのメリットは
- バッテリー持ちが良い
- ACアダプターが小さい
- Fnキーがある
といったところ。
MacBook Proの下位モデルとMacBook Airとで迷っている場合、その多くの人はAirで十分でしょう。
MacBook Airを選んだ方が良い人
- 事務作業がメインで、ハイスペックを必要としない人
- 外出先で使う事が多い人>
ちなみに、各モデルの便利マークスコアは下の表の通り。クアッドコアの恩恵を受けるMacBook Proは、マルチコアスコアがAirの倍です。
http://browser.geekbench.com/v4/cpu/13845342
http://browser.geekbench.com/v4/cpu/13845556 より
MacBook Proの上位モデル/下位モデルのどっちが良いか。
MacBook Proには上位モデルと下位モデルの2種類が存在します。
2019年7月現在では、上位モデルと下位モデルの差は
くらいしかありません。
といってもこの2つはそれなりに重要な要素。
上位モデルに搭載されているCPUはIntel Core i5-8279Uで、下位モデルよりも14%程度スペックが高いです。
また、USB-Cのポート数も4つあり、下位モデルの倍。
DTMをする人なんかはポート数が多い方が良いので、上位モデルを選んだ方が良いかもしれません。
ただ、価格差が6万円もある事を考えると、コスパ的にはどうなのかなあと感じます。
購入したMacBook Pro 13インチのCTOカスタム構成
私が購入したMacBook Proはメモリとストレージを増やしています。
- RAM(メモリ) : 8GB→16GB (¥22,000アップ)
- SSD(ストレージ): 256GB→512GB (¥22,000アップ)
メモリは16GBに
少しでもクリエイティブな作業をするのであればメモリは16GBへのカスタムが必須かなあと思います。
もちろん、8GBのままでも使えない事はないと思います。
しかし、「ブラウザを複数タブ起動しながら画像編集する」などのマルチタスクを快適に行うためには、メモリは少しでも多い方が良いです。
それはMacBook Proの15インチモデルの最小構成が16GBである事からも読み取れます。
SSDは512GBに
ここは予算に応じて決めれば良いと思います。
RAM16GB、SSD256GBの構成であれば、消費税が10%に増税されたあとでもギリギリ20万円を切ります。
私の場合は動画を本体のストレージに保存しておく事を考慮して512GBまで増やしました。
予算があれば1TBにしたかったですが、そうすると25万円近くなってしまうので断念。
なお、SSD容量は書き込み速度にも影響します。
SSDである時点で、HDDと比べると十分に早いですが、少しでも早い方が良いのであれば、256GB以上にしておいた方が良いかもしれません。
開封レビュー
そんなわけで、購入して到着したMacBook Proの開封レビューをしていきます。
それっぽく写真に撮ると、美しいですね。
付属品は充電器とケーブル。
充電器は61Wのもの。MacBook Airは30Wなので倍です。
最近は充電器もコンパクトになってきたので、標準のものは少し大きめ。
いずれ、持ち運び用に小型のものを購入しようと思います。
Anker
¥4,590
(2023/06/02 11:22:45時点 Amazon調べ-詳細)
ケーブルは両側ともUSB Type-C。
スッキリした端子でかつ汎用性が高いのは便利ですが、欠点はお値段が高いこと。
純正だと1メートルのものが1500円。
ポート類は極めてシンプル。
左側にThunderbolt 3対応のType-Cが2ポート。
右側は3.5mmのオーディオジャックのみ。
カメラを扱う者としては、SDカードリーダーがないのは結構不便です。
田舎の量販店だと、Type-CからSDカードリーダーに変換できるものが、下手するとApple純正のものしかないという状況だったりします。
そして純正は高い笑
DTM(デスクトップミュージック)に使う可能性があるので、 USB-AやHDMIなど、マルチポートなハブを買おうかと検討している最中です。
Satechi
¥9,999
(2023/06/02 05:48:15時点 Amazon調べ-詳細)
USキーボードを選択しました。シンプルでかっこいいから、というのが理由で、特にこだわりはないです。
第3.5世代のバタフライキーボードはキーストロークが浅く、まだ慣れません。
深く指を押し込まなくてもタイピングできる点は評価ポイントかもしれませんが、その押し込む深さに慣れていないので、必要以上に力を入れているんだろうなあ、という感覚があります。
まとめ
以上、MacBook Proの購入レビューをお届けしました。
まだほとんど使っていないので、買って良かったかどうかの結論はまだ出ていません。
特に、バタフライキーボードの使い勝手やパフォーマンス、バッテリーの持ちなんかは、使い込んで初めてわかる事。
このブログでも報告していきたいなと思います。
レビュー動画も撮ってみたのでご覧頂けると嬉しいです。
【レビュー】MacBook Pro (13インチ, 2019 Two Thunderbolt 3 Ports) を買った。
コメント