年末ギリギリで我が家に到着したノートPC「OMEN by HP 15」。忙しくてなかなかいじる時間が取れていないのですが、簡単にレビューしてみます。
持ち運びには向きませんが、十分にメインPCとして使えるノートパソコンだと思いますよ。
用途は写真のRAW現像など
用途については以前まとめています。将来的に、写真や音楽の趣味が本格化した時にもメインPCとして使える事。実際、このパソコンを注文したあとにはミラーレス一眼カメラ「α6000」を購入しましたし。音楽については、DTMにも興味があったりして。あとは、単純に自分専用のPCが欲しかったんです。
外観
というわけで外観です。ゲーミング用のノートPCなので、いかにもそれらしい見た目をしています。
外装はプラスチックですがユニボディを採用しているため、スッキリとした高級感があります。
天板・パームレストにはカーボン調の模様が施されています。
右サイドの写真。電源コネクター、ネットワークポート、HDMI端子、USB3.0端子、そしてSDカードスロットが搭載されています。
左サイド。USB2.0/3.0が1基ずつ、それからヘッドホン/マイク端子が搭載されています。
15インチノートらしくテンキーも搭載されたキーボードは、バックライトにも対応しています。
友人から拝借したMacbook Air 11インチとの比較。まあ、デカイですよね。
スペックは申し分ない!
まあ、ほとんど触ることができていないので、負荷のかかる作業は行っていないです。なので、このPCの本領は今のところまったくもって発揮できていないのですが、動作が鈍くなる事はありません。
スペックも下に載せておきますが、CPUは「Intel Core i7 6700HQ」なので処理速度は文句なしです。といってもRAW現像を数枚やってみたり、DAWのプロジェクトファイルを開いてみたりといった使い方しかしていませんが。
RAMも16GBなので、Chromeブラウザーのタブを20個くらい開いても問題なしです。
普通の使い方をしている分には不自由しない、というかオーバースペックです。
とはいえ、私が所属している研究室で使用しているノートPCは、RAWデータが500個程度収められたフォルダーを開くと固まる程度にはオンボロなので、それと比べると雲泥の差。買って良かったです。
モニターについてはsRGBカバー率100%とかいうわけでもないので、特別に良いわけではありません。
本気で写真の現像や動画編集をするのには向きませんが、フルHD(1920×1080)のアンチグレアIPSパネルなので悪くはないです。
CPU | Core i7-6700HQ (2.6GHz) |
---|---|
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256 GB SSD +1TB HDD |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 960M |
ディスプレイ | 15.6インチ 1920 x 1080ピクセル |
重量 | 2.24 kg |
この構成で2017年1月現在、約12万円(消費税・送料込)という価格で購入できるので、コストパフォーマンスは良いかと思います。
持ち運びは少々厳しいかも
Macbook Airとの比較写真を見ていただければわかる通り、15インチというのはギリギリ持ち運べなくはないサイズではあるのですが、正直持ち運びたくはありませんね。
まずはA4サイズを余裕で超える大きさなので、カバンを選びます。私が持っているバックパックだと、Eddie Bauerのバックパックには楽々入りました。けれどこれは容量35リットルのまあまあ大きめのカバン。日常的に使用するものではないでしょう。
(エディー・バウアー) Eddie Bauer カーゴパック(ブラック ONE)
そして、もう一つ考慮しなければならないのはACアダプターの大きさ。OMENのACアダプターは120Wという高出力タイプです。Macbook Airで45W、Macbook Proの15インチモデルでも87Wなのでかなり大きい事が想像できますよね。
実際、私がフットプリントは所持しているスマートフォンXperia Z3とほぼ同じで更に厚みがあります。重さも400gを超えるので、本体と合わせて2.5kgを超えます。
最近は1kgを切るモバイルノートも少なくないので、こんなに大きなものを持ち運ぶ気にはなりません。部屋内で持ち運びができるもの、と割り切っておいた方が良いでしょう。
私も、お金が溜まったらいずれモバイルノートとの2台体制にするのを見越して購入しています。
まとめ
というわけで、「OMEN by HP 15」の薄っぺらいレビューでした。もう少し使い込んでみて気になる点があれば、本ブログでも書いていこうと思います。
どんな方に向いているかというと、一言で
いざとなれば持ち運びができて、メインPCとしても使えるコスパの良いノートPCが欲しい方
でしょう。
価格を無視するのであれば、
- WindowsならSurface Book
- MacならMacbook Pro
を選んだ方が、カッコイイのでモノとしての所有欲も満たされます。さらに、搭載されているディスプレイも写真・動画編集に応える品質です。
また、持ち運びを諦めればデスクトップPCが良いでしょう。iMacの5Kディスプレイモデルとか素敵ですよね。
なので「そこそこ使えて、まあまあカッコイイノートPCを安く手に入れたい」という人にはおすすめ。
まあ、でもぶっちゃけ、普通の人にとってはMacbookとかで事足りるでしょうし、なんならスマホで十分っていう世の中ですよね。
ただ、ノートPCを探していて「使えればなんでも良いや」って人が適当にASUSの「VivoBook E200HA」あたりのスペックのものを買うと、使い方次第では後悔する事になると思う。そこで、こういうのもありますよってことで「ゲーミングノートPC」という選択肢を紹介致しました。
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