この記事ではradiusから発売されている完全ワイヤレスイヤホン「HP-T50BT」を紹介します。
コスパの高い完全ワイヤレスイヤホンの最適解を見つけたかもしれません。
完全ワイヤレスイヤホンの選び方
まず最初に私なりのイヤホン選びの基準を書いておきます。
はじめに述べておくと、私が完全ワイヤレスイヤホンに求めている要素に占める「音質」の割合はそこまで大きくありません。
過去には、ハイレゾ対応ウォークマンに2万円程度の有線イヤホンを使って音楽観賞を楽しんでいたので、音質へのこだわりはそれなりにあると思っています。
そんな私の観点からすると、完全ワイヤレスイヤホンは「所詮はワイヤレス」という気がしていて、音質を追求するものではないのだと思っています。
それよりも、ストレスフリーで音楽を聴けるという便利さ、使い勝手の良さを求めています。
なので、私が完全ワイヤレスイヤホンに求めているのは
連続再生時間の長さ フィット感 接続の安定性 充電ケースの携帯性 防水性能
の5つ。(あと高すぎないこと)
この5つのポイントをおさえた上で、価格は1万円以下なモノから探していて出会ったのがRadiusの「HP-T50BT」です。
かれこれ3ヶ月ほど愛用しているのですが、個人的ベストバイに認定したいと思ったので紹介していきます。
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radius HP-T50BTのスペック
大まかなスペックは下表の通り。
小さくて軽いのにもかかわらず、
バッテリーが6時間持続すること IPX5の防水性能を確保していること
が魅力的なイヤホンです。
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radius HP-T50BTの外観
早速開封してみましょう。
付属品は本体とケース、イヤーピースと充電用のmicroUSBケーブルです。
充電器は付属していませんので、別途用意する必要があります。
第一印象は「ケースがとにかく小さい!」ってこと。
これこそが私がこのイヤホンを購入した理由なのですが、とにかく小さい。
私はイヤホンをポケットに入れて持ち運んでいるので、小さい=正義なのです。
私が過去に使ってきたものと比較しても、ご覧の通り。
左からAnker Zolo Liberty、Zero Audio TWZ-1000、radius HP-T50BT
これだけ小さいと、ポケットに入れていることをほとんど意識することはありません。
むしろ小さすぎてなくしそうな感じです。
ケースの充電はmicroUSBケーブルで行います。
そろそろエントリー機もType-Cになってほしいとは思うのですが、仕方がないですよね。
ケースのフタを開けたところにあるLEDランプは、ケースのバッテリー残量を示すインジゲーター。
残念なのは、これが非常に見づらいこと。
全体が光っていれば満充電で、残量に応じてゲージが減っていくはずなのですが、LEDの光が拡散してしまっているためわかりにくいです。
これが「HP-T50BT」の数少ない欠点。
イヤホン本体も小型。
Anker Zolo Libertyと並べて見ると、耳の外に出る部分が薄いのがわかります。
重さもたったの4gなので、重いと感じることはありません。
装着してみた図。
耳からはみ出ることもなく、ぴったりとフィットします。
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radius HP-T50BTの音質
続いて音質について。
実売1万円の完全ワイヤレスイヤホンなので、特別優れた音質なわけではありません。
音質を最重要視して完全ワイヤレスイヤホンを選ぶと、3万円くらいは覚悟しないといけないなあというのが私個人の認識。
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そうは言っても、イヤホンである以上は音質も少しは気になりますよね。
最近だと5~6000円くらいのものでも「悪くないな」と感じるイヤホンも出てきていますが、基本的には1万円でようやく「そこそこ」なモノがあるイメージです。
で、この「HP-T50BT」はどうかというと「重低音たっぷりだけど解像度も高め」といった感じ。
重低音のブーストがそこそこ効いていて、高音も主張があるドンシャリ。
結構わかりやすいドンシャリなので、どのジャンルにも向いているわけではないです。
ロックやポップス、EDMなんかには良い感じ。
知人から勧められて最近聴いている「Catfish And The Bottlemen」とかはカッコよく鳴らしますね。
反面、落ち着いたジャズとかをじっくり聞くのには適さないと思います。
上原ひろみのトリオプロジェクトのような、もはやロックな楽曲なら十分楽しめます。
総じて「1万円クラスとしては及第点で、特にロック好きにオススメなドンシャリ」といったところでしょうか。
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まとめ
以上、ラディウスの完全ワイヤレスイヤホン「HP-T50BT」のレビューを書きました。
Bluutooth Ver5.0に対応しているため接続性もよく、防水にも対応しているため、性能は十分。
そして何より、ケースが小さいのがこのイヤホンの長所です。
3000円程度から入手できるようになってきた完全ワイヤレスイヤホンの中で、1万円という価格は中途半端かもしれません。
しかし、音質と使い勝手を両立させようと思うとやはり1万円くらいは頑張って予算を確保してほしいなあ、と思います。
その中でHP-T50BTはかなりオススメできます。
実際、「完全ワイヤレスイヤホンを探しているけれど、さすがにAirPodsは高くて手が出せない」という知人にこのイヤホンを紹介したところ、気に入ってくれて、その場で購入しに行きましたからね。
ケース込みで小型なのは、持ち運び時にかなり有利。
できるだけ小さなイヤホンを探している人は買うべき商品です。
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