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【レビュー】Chromecast Audioを買ってみた

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オーディオ

ようやく日本で発売された、Chromecast2とChromecast Audio。私はAudioの方を購入したのでレビューします。音楽ライフがかなり便利になりますよ。

目次

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特徴

Chromecast Audioとは?Chromecast2との違いは?

Chromecast Audioは、文字通りChromecastのオーディオ版です。Chromecastは簡単に説明すると、スマホやPC、タブレットの動画をワイヤレスでテレビに出力できるもの。Chromecast Audioでは音楽をワイヤレスでスピーカーに出力することができます。使用するときはChromecast Audioをスピーカーに接続するのですが、接続方式には3.5mmのステレオミニ、3.5mmRCA、そしてTOSLINK(光デジタル)の3種類から選択できます。なので、スピーカーをすでに持っている方ならChromecast Audio本体(必要に応じて変換ケーブル)を買うだけで使用できます。

Bluetoothとの違いは?

「ワイヤレスで音楽を」というと、Bluetoothを思い浮かべる方も多いと思いますが、何が違うのでしょう。それはChromecast AudioはWi-Fi接続であることです。これによるメリットは次の通り。

高音質である

最近のBluetooth機器の音質は一昔前と比べるとかなり良くなってはいますが、限界はあります。また音質はおおよそ価格に比例しているため、それなりに高音質を望むのであれば、2~3万円は必要です。BOSEとかSONYとか良いよね。しかし、Chromecast Audioはわずか4980円ながら、手持ちのスピーカーにつなぐだけで簡単にワイヤレス化できるのでコスパは良いです。しかもハイレゾにも対応しているので、ソースと出口次第ではかなり高音質な環境が構築できます。

ペアリングが必要ない

Bluetoothの場合、受信側と送信側とでペアリングをする必要があります。ペアリング自体は初回接続時に1度だけ行えばいいのですが、機器毎にペアリングする必要があります。また、モノによってはペアリング可能台数が少ない場合があるので注意が要ります。ところがChromecast Audioは最初にWi-Fiの設定を済ませるだけで良いのです。後はWi-FiにつながっているスマホやPCは特に設定することなく接続できるので便利です。

通知音が邪魔しない

Bluetooth経由でスマホの音楽を聴くときに気になるのは、着信やプッシュ通知の音もスピーカーから鳴ってしまうこと。せっかく音楽を聴いていても邪魔が入るので快適さに欠けますが、Chromecast Audioではこの心配がありません。対応アプリの音だけをWi-Fi経由でChromecast Audio自身が取得するので、スピーカーからは通知音が流れず音楽だけが聴こえる仕組みになっています。

開封レビュー

それではさっさと開けてみます。

f:id:highconsciousness:20160225210741j:image 小さな箱に入っています。

f:id:highconsciousness:20160225210820j:image 
コンパクトに収まっています。本体は小さいです。付属品は充電用のmicro USBケーブルと充電アダプター、ステレオミニプラグ。つまり、RCAと光デジタルで接続したい方は別途ケーブルを準備する必要があります。

f:id:highconsciousness:20160225210753j:image 以上。

セットアップ

初回使用時にはWi-Fi設定をする必要があります。ここではiPadを用いてセットアップしてみます。Androidの場合も同様の手順となります。

1. スピーカーとChromecast Audioを接続する。

本体とスピーカーを接続します。ここではFOSTEXのPM0.3というスピーカーを、ステレオミニプラグで繋ぎました。
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2. iPadにChromecastアプリをインストールする。

Chromecastアプリは必須です。無料で手に入ります。Androidの方も同様です。
【2016/11/20追記】

現在アプリの名前は「Google Home」という名前に変わっています。日本未発売の音声アシスタント/無線スピーカーである同名のハードウェアをコントロールするアプリなのですが、これで「Chromecast / Chromecast Audio」もコントロールすることができます。

Google Home

Google Home

  • Google, Inc.
  • エンターテインメント
  • 無料

3. Chromecastのセットアップ

Chromecastアプリを開いてセットアップします。「端末」からChromecast Audioを選択すると、スピーカーテスト、地域の選択、名前の変更、Wi-Fiネットワークの選択と進んでいきます。画面の指示にしたがっていけば数分で完了します。
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セットアップを進めていくと、スピーカーから「ポロリン」と動作確認音が流れ、地域の選択へ。
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Chromecast Audioの名前を必要に応じて変更し、最後にWi-Fiの設定をすればセットアップが完了します。

使ってみる

いよいよ実際に音楽を流してみます。iPad、Android、パソコンのそれぞれで使ってみます。いずれの場合もWi-FiはONにして下さい。

iPhone/iPad

Chromecastアプリの「再生可能コンテンツ」に表示されているものが対応アプリです。ここではGoogle Play Musicを例にするのでタップします。するとアプリが立ち上がります。画面の右上にCastマークがあるのでこれをタップすると、先ほどセットアップしたChromecast Audioの名前が現れます。タップすれば接続が完了。後は音楽を再生すればスピーカーから流れ出します。

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Chromecastアプリに戻ると「端末」の項目に再生されているものが表示されており、再生、一時停止、音量調節が行えます。
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Android

Androidの場合も全く一緒です。Castマークをタップすれば接続できて、音量コントロールも同様に行えます。

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PC(Chrome)

パソコンで使う場合、Chromeブラウザを使う事になります。まずはChromeの拡張機能であるGoogle Castを追加します。
【2016/11/20追記】

現在では拡張機能をインストールする必要はなく、設定欄に「キャスト」という項目が標準で表示されており、そこから設定することが出来ます。

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すると、メニューボタン横にマークが出ます。

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後はCastしたいタブ(今回はYouTube)を開き、マークをクリックするとセットアップ済みのChromecast Audioの名前が現れるので接続します。これでスピーカーから音が出るはずです。

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まとめ

こんな感じで、スピーカーとつなぐだけでワイヤレスでスマホやPCの音楽を楽しむことができます。ネットワークオーディオに興味があったけれど、プレーヤーが高くて踏みとどまっていた人にも朗報でしょう。そして、Google Play Musicを利用している人は使わないと損っていうくらい音楽生活が豊かになるので是非!今のところ欠点は、対応アプリがあまり多くないことでしょうか。Radikoアプリが対応してくれれば個人的には超うれしいです。 現状ではChromeブラウザで開けば、RadikoもCastできますが。
次のエントリーでは実際に私がどのように使っているのか紹介します。

Fire TV Stickと競合するのでAmazonでの取り扱いがありません。

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