【レビュー】α7IIでフルサイズ一眼デビューいたしました。

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2018年12月にフルサイズ一眼カメラであるα7IIを購入しました。

2014年発売モデル、つまり発売から丸4年以上が経過した本機なので「ガジェット」としては今更感たっぷり。

しかも2018年に登場した後継機であるα7IIIはものすごい進化を遂げていて、現時点のフルサイズミラーレスの完成形ともいうべき存在。

あえて新型ではなくα7IIを購入した理由はズバリ予算の都合なわけですが、それなりに満足しています。

この記事ではAPS-C→マイクロフォーサーズを経てきた私からみた、α7IIのレビューをお届けいたします

フルサイズってだけで気持ちはアガる

やっぱりフルサイズは良いです。

正直なところ、既に所有しているα6000もGX7 MarkIIも全然使いこなせていないなあとは思っています。

それでも、センサーサイズの限界というのを常に感じていました。

具体的には以下の3点です。

  • 高感度耐性
  • ボケ

特にマイクロフォーサーズのGX7 MarkIIはISO400~500程度でもノイズが乗ってきます。

ポートレートで使うならISO800くらいが限界かなあという印象でした。

しかし、フルサイズセンサーを搭載したα7IIではISO1600とかでも常用できる感じです。

暗所での撮影でもシャッタースピードが稼げるので助かっています。

さらにボケ。

センサーサイズの違いが素人目でもハッキリわかるのがボケの量です。

マイクロフォーサーズで一眼らしいボケのあるポートレート写真を撮ろうとすると、明るいレンズを使って絞り開放で撮る必要があります。

α6000(APS-C)やGX7 Mark II(マイクロフォーサーズ)では、フルサイズ換算で50mm程度に相当する焦点距離のF1.4レンズを使ってきました。

α7IIとSEL55F18の組み合わせだと、絞り解放だとむしろ被写界深度が浅すぎて、ピントにシビアになります。

フルサイズにしてからは、あえて絞って撮る事を覚えましたね。

その他、α7IIを使ってみて良いところ/良くないところを紹介していきます。

良いところ

  1. 手ぶれ補正内臓のフルサイズとしては破格である
  2. 小型軽量で、持ち運びが苦にならない
  3. 2400万画素という扱いやすい画素数
  4. 充実したカスタムキー

良くないところ

  1. バッテリーが保たない
  2. グリップの安定性(小指が余る)
  3. フルサイズなのでレンズそのものは大型になりがち
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手ぶれ補正内臓のフルサイズとしては破格である

「とりあえず安いフルサイズ」という事であれば、さらに世代を遡って初代のα7という手もあったかもしれません。

しかし、初代と2代目には大きな違いがあって、それがボディ内手ブレ補正の有無

これは結構重要です。

私はボディ内手ブレ補正のないα6000と、補正アリのPanasonicのGX7 MarkIIを併用していたのですが、手ブレ補正があるのはめちゃくちゃ有難いです。

特に夜スナップ。

暗所での撮影においてシャッタースピード1/40で撮ってもブレなく止まってくれるボディというのは、一度使うと戻れません。

そんなわけで初代α7は選択肢から外れました。

購入したタイミング的に、実質の価格が初代を中古で買うのとそんなに変わらなかったのもありますけどね。

私が購入した時は、PayPayの20%ポイント還元のキャンペーン、かつソニーのキャッシュバック(2万円)が併用できるタイミングでした。

本体120,000円
(ビックカメラポイント10,000円)
(PayPayポイント24,000円)
(ソニーのキャッシュバック20,000円)

差し引き実質約66,000円になりました。

小型軽量で、持ち運びが苦にならない

フルサイズ一眼の中での比較ではありますが、やはり小さいは正義

もともとコンパクトである事を重要視したカメラ選びをしてきたので、ある程度は操作性を犠牲にしてでもボディはコンパクトである事が望ましいと思っています。

α7IIはミラーレス一眼という事もあり、フルサイズセンサーを搭載したカメラの中ではかなり小さいです。

フルサイズ一眼レフ機の中でもコンパクトなCanon 6D Mark2と比較しても一回りコンパクト。

(下の表が見切れている場合はスクロールして御覧ください。)

Canon 6D Mark II α7 II α6000
センサーサイズ フルサイズ フルサイズ APS-C
サイズ [mm^3] 144.0 × 110.5 × 74.8 126.9 x 95.7 x 59.7 120.0 x 66.9 x 45.1
重量(バッテリー込み) [g] 765 599 344

ただし、APS-Cセンサーのα6000と比較すると、さすがに結構大きい。

重量に関しても250gの差があるので、かなりずっしりときます。

それでも一眼レフと比較すると十分軽いんですけどね。

今まで使ってきたカメラと比較すると大きく、重くなってしまいましたがその分だけ所有欲が満たされるので、持ち運びは苦ではないです。

2400万画素という扱いやすい画素数

2400万画素というのはバランスの取れた画素数だなあと感じます。

私が初めて買ったカメラであるα6000も同じく2400万画素ですが、一方でGX7 MarkIIは1600万画素。

1600万画素でも十分高画素ではあるのですが、2400万画素と比較すると少々劣るなあという実感がありました。

「iPadで画像を拡大してニヤニヤ眺める」という楽しみ方をする場合は、やはり2000万画素くらいは欲しいところ笑。

ちなみにソニーのαには4200万画素のα7Rシリーズがあるわけですが、予算的にパス。

おそらくRAW現像時に使うPCにも高スペックが求められるので、α7RIIIとかに手を出していたら今ごろ破産まっしぐらな事でしょう笑。

充実したカスタムキー

小型軽量のボディというと、操作系はレフ機と比べると窮屈ではあります。

でも小さすぎて使えないかというと、そんな事はないです。

コンパクトなボディに詰め込まれている感はありますが、カスタムキーはかなり充実していて、自分の好みに合わせて自由に設定できます。

ちなみに、私は下のように設定していますよ。

カスタムキー設定

  • C1: 顔検出/スマイルシャッター
  • C2: フォーカスセット
  • C3: フォーカスモード
  • AEL: AFオン
  • AF/MF: 瞳AF

普段のスナップは中央一点で、ポートレートの時は顔検出+瞳AFで撮影しています。

しかし、α7IIの顔検出や瞳AFは万能ではありません。

瞳AFがコンティニュアスAF時には作動しないため、動く人物の瞳に合焦させる事は不可

顔検出については一応、被写体が動いていても追従するのですが、奥ピン(奥の瞳にピントが合ってしまう)事がしばしばあります。

なので、じっくり撮影する時は中央1点かつDMFでピントを微調整してからシャッターを切っています

アイドルの物販撮影のように、時間が限られているときは瞳AFがうまく作動することを祈って撮影しています。

失敗を避けるため、瞳AFが効きやすいような構図になりがちです(バストアップで顔が検出しやすく、かつ左右の瞳がわかりやすく写っているような構図)。

瞳AFの作動イメージ。人物の顔がハッキリわかる構図であれば、結構使えます。

この辺に関してはGX7 MarkIIの方が使い勝手が良かったですし、α7IIIならもっと楽なんでしょうね。

とはいえ全く使い物にならないわけではなくて、しっかり作動すればバッチリピントは合ってくれます。

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続いて、使っていて気になる点をいくつか紹介していきます。

バッテリーが保たない

バッテリーはα6000シリーズと共通のもの。

これはホントに気になる。

散歩しながらスナップしているだけでもモリモリ減っていきます。

電源を入れっぱなしで2~3時間断続的に、100枚くらい撮影していると残量が40%くらいになっている感じ。

撮影会で1時間、シャッターを切り続けてるだけでも半分くらいになってしまうこともあります。

私の場合は一日中撮影し続けることはないので、バッテリー切れで困ることは今のところないです。

でも、念のための予備バッテリーは必携でそこは残念な点かなあという印象。

micro USBケーブルを使って直接充電をすることもできるので、そこまで致命的な弱点とは思っていませんが、α7IIを使っていて1番気になるのがバッテリーの容量です。

グリップの安定性(小指が余る)

APS-Cやマイクロフォーサーズしか使った事がなかったので、α7IIでも引き続き、という欠点ではありますが。

やはり筐体がコンパクトな分、小指は余ってしまいますね。

ブラケットとかグリップエクステンションの購入を検討中です。

フルサイズなのでレンズそのものは大型になりがち

これも欠点といえば欠点。

α7シリーズの本体はコンパクトですが、レンズそのものはフルサイズセンサー用の設計なので、大型です。

いわゆる大三元レンズ(F値が2.8で通しのズームレンズ)は大きいし重たい。

私はこれを使いたくないからマイクロフォーサーズに手を出したんですけどね。

お値段も結構なものなので気軽に買えるものではないですし、購入予定もありませんが。

標準画角の単焦点レンズも大型ではありますが、実はα6000の時もそこそこ大きなレンズを使っていたのであまり気になってません。

下の画像はフルサイズ用の55mm F1.8と、APS-C用の30mm(フルサイズ換算45mm)のF1.4mmを並べてみたものです。

F値も焦点距離も異なるので単純比較はできませんが、どちらも50mm近辺の単焦点レンズです。

比べると、むしろAPS-C用のレンズの方が大きいくらい。

そんなわけで、このくらいのサイズ感であれば、私にとってはそこまで大きな問題ではありません。

ただ、気軽に持ち出す軽快さはないですよね。

作例

ああだこうだ書いてきましたが、実際にα7IIで撮影した写真を紹介します。

まとめ

以上、フルサイズ機入門としてα7IIを購入した話でした。

どの機材を買うべきか/使うべきか、というのは誰しも迷うと思います。

皆さん、カメラで何を撮るかが違いますからね。

でも、特に人物撮影、ポートレートを撮る方であれば、やはりオススメしたいのはフルサイズセンサー搭載機です。

私の作例で伝わるかは微妙ですが、人肌を写したときの階調性が全然違います

フルサイズを使ってもイマイチな写真になってしまうのであれば、それは単に自分の技術が不足しているということ(めっちゃブーメラン)。

あとはライティングだったりレタッチテクニックだったりを習得しつつ、ただひたすら撮って数をこなすだけ。

APS-Cやマイクロフォーサーズでカメラを始めて、ポートレートを撮りたいなあと思っている方は、ぜひともフルサイズを試して欲しいです。

「撮れる事は撮れるけど、なんか微妙」の正体がセンサーサイズに依るものの可能性はかなり高いはず。

そんなフルサイズ機入門として、値段のこなれているα7IIは良い選択になること間違いありません。

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