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【レビュー】Sony RX0II (DSC-RX0M2)は超コンパクトなスチル機

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機材
発売日にRX0II (DSC-RX0M2)が我が家にやってきました。 スナップ写真を撮るハードルを極限まで下げたい、というのが購入した理由です。 あと、動画のS-Log撮影に対応している点も気になっています。 まだ買って間もないのですが、使い勝手をレビューしていきます。

目次

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なぜRX0IIに興味を持ったか。

RX0IIを写真機として考えた場合、そのスペックは、
  • 1インチセンサー搭載
  • 画角はフルサイズ換算で24mm
  • F値は4で固定
となり、使いやすいとは言えません。 スナップ写真を撮るのであれば、ズームができたり、より明るいレンズを搭載したコンデジが選択肢に入るでしょう。 そういった中で私がRX0IIを選んだわけは、
  • 圧倒的に小型なボディ
  • 防水、防塵性能
  • 動画のLog撮影ができる
という点が魅力的だったから。 なお、その他のスペック一覧は下の表を参照してください。
項目仕様
センサーサイズ1.0インチ Exmor RS CMOSセンサー
有効画素数1530万画素
レンズZEISS Tessar T* (6群6枚)
焦点距離7.9mm (35mm換算:24mm)
開放F値4.0 (固定)
最短撮影距離20cm
モニターサイズ
1.5インチ
モニターチルト上に180°、下に90°
手ブレ補正電子式(動画のみ)
フォーカスモードオートフォーカス(AF-S)、プリセットフォーカス、マニュアルフォーカス
動画フォーマット
4K/30p、フルHD/60p
連続撮影時間4K: 45分 (外気温20℃)
ピクチャープロファイルPP1-7 (S-Log2まで対応)
インターフェイスマイクロUSB、HDMIマイクロ、マイク端子
バッテリ使用時間静止画: 240枚、動画: 120分
防水IPX8
防塵IP6X
耐衝撃2mからの落下
耐荷重仕様200kgf

圧倒的に小型なボディ

最近はスナップ写真をカッコよく撮れるようになりたいなあ、と思うようになりました。 で、カッコよく撮れるようになるためには練習あるのみ。 つまり常に持ち歩けるような小さなカメラが必要 っていう、RX0IIを購入する言い訳です笑 でも1インチセンサー搭載のデジカメが、フィルムケース並のサイズに収まっているのはすごいですよね。 初代よりも厚みが増してしまったので、ズボンのポケットに入れるとかさばってしまいますが、そもそも入ってしまうというのがすごい

防水、防塵性能

これは必須というわけではなかったのですが、あると大変心強い 写真を撮る人あるあるなのですが、不意に雨が降ったときに「お、シャッターチャンスじゃん」思うじゃないですか。 その時にサッとポケットから取り出して、傘をさしたままでも気軽にシャッターが切ることができれば、スナップがはかどりますよね。 また完全防水のカメラなら、水中に沈めて撮影するなど、表現の幅が広がりそう。

動画のS-Log撮影ができる。

これは、今後トライしてみたいなあと思っている機能。 RX0IIは4K30pの動画撮影に対応しているばかりでなく、S-Log撮影も可能。 私は動画についてはド素人なので細かいことは分かりませんが、静止画でいうところにRAWデータのようなもの。 カラーグレーディングといって、編集時に色を自由に与えてあげることができるので、本格的な撮影をする人にとっては必須の機能のようですね。 やるかどうかは別として、S-Logがどんなものか体験してみたいなあとは思っていました。 そんなわけで、S-Log撮影に対応したカメラであるRX0IIに魅力を感じました。

外観チェック

というわけで開封。
まあ、とにかくコンパクト。
前面にレンズ、背面にモニターがあるだけのシンプルなボディ。 初代RX0との大きな違いは背面のモニターがチルトすること。
自撮りをする人にとっては特に大きな改善点と言えるでしょう。 多くのYouTuberが先行してレビュー動画をあげていたのもあり、ターゲットとしてもそういった層を見込んでいるはず。 しかしそれ以外の人にとっても、画面がチルトする事によって視点を変えた撮影が容易に行えるようになるので便利。 バッテリーはRX100シリーズよりもさらに小さいものを使用。
連続撮影枚数は公称240枚。 少々心許ないのですが、microUSBケーブルで給電しながら撮影できるので、致命的ではないです。 一応、予備バッテリーも購入しました。 それから、RX0IIには必須と思しきシューティンググリップ。 これだけでも1万円くらいする代物ですが、PayPayのポイントが残っていたので買ってしまいました。
このシューティンググリップ使う最大のメリットは、静止画/動画の撮影ボタンがそれぞれ独立している事。 RX0IIは本体が小さいだけに、操作性が犠牲になっています。 RX100シリーズやαシリーズのようにモード切り替えダイヤルが付いていないので、静止画と動画の行き来が面倒。 その点、シューティンググリップなら静止画用と動画用のボタンが1つずつ付いているので切り替えが楽です。
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【作例】早速RX0IIで撮影してみた。

24mmという画角は初めてなので、背景の処理が難しいです。 まあファインダーがないカメラなので、構図とかは気にせずパシャパシャ撮っていきます。 ちなみに2019年4月14日現在、LightroomがRX0IIのRAWファイルを読み込まないので、貼ってある写真は全てJpeg撮って出し。 (ものによってはトリミングor露出の調整をしています。)
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動画機としては微妙かも。

動画も試しに撮ってみましたよ。 シューティンググリップを付けて、特に歩き方を工夫することなく撮影しました。 RX0IIはMovie Edit Add-Onというアプリを使うことにより、撮影した動画からさらに手ブレを抑えることができます。 今回の動画は、この機能を使って手ブレを低減させています。
項目設定
本体電子手ぶれ補正オン
Movie Edit Add-On手ブレ補正機能適用
画質4K30pで撮影後、フルHDで書き出し
さて、動画を見たところ、まだまだ手ブレが残っていますね。 この辺はジンバルを搭載しているOsmo Pocketや、アクションカメラであるGoPro Hero 7の方が優れています。 また、今回のようにRX0IIで2段階の手ブレ補正を行うと、もともとの画角である24mmからかなりクロップされてしまいます 広角で動画を撮りたい人は、素直にアクションカムを買うべきでしょう。

まとめ あくまでスチル機としてならかなり優秀

購入して間もないですが、RX0IIのレビューでした。 動画撮影はおまけで、静止画撮影がメインなら購入を検討する価値があります 画角やF値が固定なので、基本的には設定はカメラに任せてひたすらシャッターを切る。 この潔さで、小型かつ防水のボディ。 今後どんな写真が撮れるのか、非常に楽しみです。 また、レビュー動画も作成してみたので見て下さると、非常に嬉しいです。
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