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【作例あり】M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROとGX7 MarkⅡでアイドルを撮影する。

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機材

マイクロフォーサーズであるGX7 Mark IIとM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROの組み合わせを、ライブ撮影などに使い始めて3週間くらいになります。

結論から書くと、暗所で人物を撮影するならフルサイズが理想だけど、コンパクトなシステムは魅力だなあ、という感じ。

フルサイズに白レンズはちょっと……と考えている方におすすめです。

目次

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GX7 Mark IIの操作性はそこそこ

まずはカメラ本体として選んだGX7 Mark IIの話。

マイクロフォーサーズで、しかもフラグシップ機でもないこのカメラは、筐体が非常にコンパクト

といっても、ファンクションキーが充実しているので、撮影時に設定を変える時はそんなに困りません。

Fnキーが4つもあります。

ただ、ボディが小さいだけに操作性はあまり良くないです。

シャッタースピードを変えようとしたら、一緒にモード切り替えダイヤルも動いてしまった……という経験が2度ほどあります。

また、縦持ち用のグリップは存在せず、少しでもグリップをよくするために、私はこちらの拡張グリップを使用中。

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下の画像はグリップの装着前後を比較できます。スライドしてみてください。

これがないと、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROのような重たいズームレンズを付けても握りが浅く、しっかりと構えることができません。

このように、ライブ撮影という場面においては、サイズがコンパクトであることがデメリットに感じる事が多々あります。

そのため、ライブ撮影をメインに考えているのであれば、グリップのしっかりしているG9や、OlympusのO-MD E-M1 IIを選ぶべきです。

とはいえ、私はライブハウスの撮影においてはだいたい、下のような設定で撮っています。

  • F2.8(絞り開放)
  • ISO オート(会場にあわせて上限を設定。)
  • シャッタースピードのみ場面に応じて変更

なので、撮影中に頻繁に設定を変更することもなく、操作性についてはGX7 MarKIIで事足りています

暗所に弱いマイクロフォーサーズ

ライブハウスで撮影していて一番気になるのは高感度耐性の弱さ

センサーサイズがマイクロフォーサーズなので、フルサイズのようにISO感度を5桁近くまで上げるような使い方はできません。

ISO800で撮影しても、撮って出しではかなりノイズが気になります。自分が試した中で一番上げたときでも1600。それ以上は怖くて使う気が起きません笑。

F2.8, 1/500, ISO800

アイドル撮影は夜景スナップのように、ノイズ感が「味」となる事はほぼないので、この点はフルサイズ一眼とのスペック差を感じるところ。

例えば、暗いライブハウスではF2.8、ISO800、シャッタースピード1/500だと適正露出ではないので、しっかりとRAWでのレタッチをする事が必須です。

もちろん、明るい屋外でのライブ撮影では問題なく使えますよ。

F3.5, 1/1600, ISO200

 

ライブハウス内でも、シャッタースピードが稼げる物販撮影なら大丈夫です。

F2.8, 1/80, ISO320

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROの写りは良い。

続いてレンズの雑感。

こちらはさすがオリンパスのProシリーズなだけあって、写りは非常に良いです。

フルサイズ換算で80mmから300mmの画角をF2.8通しで使えるのはかなりの贅沢。

プロもポートレート撮影に使うようなレンズなので、これを使っても満足のいく写真を撮れないのであれば、それはカメラマンの技術が足りないだけの話です(ブーメラン)。

さて、マイクロフォーサーズシステムの欠点はボケを生み出しにくいこと。

F2.8であっても被写界深度がそれなりにあるので、背景を大きくぼかすのには向いていません。

でも、換算300mmの望遠端近辺を使えばボケの表現も作り出す事はできるんですよね。

屋内での撮影だと難しいですが、屋外の撮影で距離が稼げる場合は300mmという焦点距離の長さを活かせます。

P1020500

F3.5, 1/320, ISO800

軽さは正義

人物撮影においてはデメリットの多いマイクロフォーサーズシステムですが、良いところもあります。

それが圧倒的に軽量であること。

フルサイズで70-200mm、F2.8のレンズと比較すると重量は半分(760g)なので、非力な私でも扱えます。それでも重いですけどね。

コンパクトで軽いというのは、持ち運びをする上でも便利です。

off-tocoのカメラバッグにも、レンズを装着した状態で収納できます。

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なので、撮りたいときにカバンからサッと取り出して撮影することができます。

これならばスナップでも気軽に使えるので、カメラの出番が増えます。

作例コーナー

記事中でも少しずつ作例を載せていますが、その他にも撮った写真を載せていきます。

P1020645

 

まとめ システムを軽くしたい人にはオススメ

以上、GX7 Mark IIとM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを1ヶ月ほど使ってみた感想を書いてみました。

正直なところ人物を撮るのが目的なら、やはりフルサイズが良いと思います。

しかし、マイクロフォーサーズでも綺麗な写真は十分撮れますし、なんといってもレンズが軽いのは非常にありがたい

ライブハウスでの撮影をメインで考えている方には向きません。

でも、屋外の撮影や屋内の物販撮影で使う分には十分使えます。

フルサイズカメラの価格がかなり下がっている現在では、いきなりフルサイズを購入してしまうのもありですが、荷物をできるだけ軽くしたいという方は、マイクロフォーサーズという選択肢もアリです。

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