wena wrist proを発売日に購入して約半年。私の主な使い道は楽天Edyによる電子決済。財布すら出さずに買い物ができるのは本当に快適で、毎日活用しています。
しかし、wena wrist proの通知機能はあまり使っていません。そんな、スマートウォッチは必要ないけれど、財布を取り出さずに買い物はしたいという方におススメなのがwena wrist leatherです。
お手持ちの腕時計のバンドをこれに交換するだけで、コンビニなどでの支払いを手首だけで済ませることができます。
目次
開封の儀
見た目は普通の腕時計用の革ベルト。 購入したのは22mmの黒です。

留め具がある側にEdyが仕込まれています。

裏面

バネ棒で簡単に着脱ができます。

ヘッドを装着してみました。

wena wristの純正ヘッド。3針のソーラーモデルです。
wena wrist leatherが使えるのは楽天Edyのみ
wena wrist leatherでできることは楽天Edyの支払いのみです。
wena wrist proの場合はおサイフケータイのアプリで様々な電子マネーの登録が可能なので、
- 楽天Edy
- iD
- モバイルスターバックスカード
- ヨドバシゴールドポイントカード
などが使えるのですがwena wrist leatherは楽天Edyのみ。
その代わりにバッテリーを必要としないので、充電を気にせず使うことができるのが一番のメリットです。
私がwena wrist proで使っていたのは楽天Edyとモバイルスターバックスカードの2種類でした。なので、スタバでの支払いができなくなってしまいました。
ただ、モバイルスターバックスカードはスマホのアプリ版があるの代用できます。行く頻度もそこまで多くないので困っていません。
軽量なのがメタルバンドとの大きな差
wena wrist leatherの購入の大きな決め手はwena wrist proが重く感じるようになってきたから。正確には重いという事に気づいてしまったから。
普段の私は左腕にwena wrist pro、そして右腕にはFitbit Ionicを装着していました。

これは調子に乗って3つ付けてみたときの写真笑
ところがある日思い立ってカシオの1,000円の腕時計だけを付けて1日過ごしてみたんです。
そうしたら軽い軽い。それもそのはず、重さはなんとたったの20g! 今まで両腕に着けていたのは何だったのか、という感じ。
CASIO MQ-24-7B2LLJF Men’s Analog Watch
wena wrist leatherはバンドだけで12.5gなので、ヘッド部分と合わせると20gというわけにはいきません。

wena wrist leather + ソーラーヘッド
しかし、wena wrist proは85g(コマを全て付けた場合)。proと比べるとかなり軽くなります。

腕に付けてみた写真
革製なので、夏場に毎日使うと劣化してしまうので難点ですね。これについては今後も経過を追記していきたいと思います。
通知機能がなくて不便じゃないの?
wena wrist leatherを購入してからは、右腕のFitbit Ionicも外してみています。なので、ここ数日はスマホの通知を手元で受けることなく生活している状況。
スマートウォッチにどっぷりハマっていた私が、いきなり通知なしの生活を送って大丈夫かと、自分自身でも心配だったのですが意外となんとかなっています。
もともと通知を受けていたのは着信とLINE、Gmailの3つだけでしたし、着信以外は定期的にスマホを確認するだけで解決。

通知①
「それをしなくて済むのがスマートウォッチのメリットじゃん」と言われるとそれまでなのですが、つまり、そこまで手元で通知を受けることはそこまで重要ではなかったのかなあと思っています。
着信を見逃す可能性が高くなったのはデメリットですが、まれにしかかかってこないので特に問題視していません。
その場で残高確認ができないのが欠点
proと違って、wena wrist leatherにはディスプレイがありません。
なので、Edyの残高確認をその場で行うことができないんですよね(wena wrist proはディスプレイに表示されます)。

楽天Edyの残高がすぐに確認できるのは便利。
楽天Edyは、システム上に残高が反映されるのに最大で2日間ほどかかります。そのため、残高をリアルタイムで知りたい場合は電子マネーリーダーが必要です。
おサイフケータイ対応のAndroidスマホを持っている方は「楽天Edyアプリ」を使って読み取る事ができるのですが、iPhone用のアプリはありません。
レシートに印字されているのを確認したり、別途リーダーを用意したりする必要があるのはiPhoneユーザーには不便なところですね。
時期iOSではNFC周りが解放されるという噂があるので、これが実現すればiPhone用のアプリも登場するかもしれません。
電子マネーリーダーはソニーのPaSoRiやシチズンの商品があります。
ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380
シチズン(CITIZEN) 電子マネービューアー付き歩数計 ブラック TWTC501-BK
一部のAndroidならチャージも簡単
Zenfone5やGalaxy Note8、Huawei P10など、一部のNFC対応スマホならチャージをスマホから行えます。
対応端末はこちらのwena公式ページにリストアップされていますが、そこまで多くない印象。
たまたまこれらの端末を使っている方にはラッキーなお話です。
私はPaSoRiを使ってチャージしています。
まとめ 手軽に電子マネーを使える便利な革バンド
以上、wena wrist leatherのレビューをお送りしました。
手首で支払いができる事の便利さは、一度使ってみないとわかりませんが、主要な電子マネーの決済に対応したスマートウォッチはApple Watchかwenaシリーズくらいしかありません。
ネックになるのは価格ですよね。Apple Watchは約4万円から、wena wristもバンド部分のみで3万円から。腕時計として考えるとそこまで高い買い物ではないのですが、電子マネーの導入としては高価です。
その点wena wrist leatherであれば、お手持ちの腕時計のバンドに合わせて幅を選べば、気軽に電子マネーを使えるようになります。
革バンドの幅は18mm、20mm、22mmから選べます。普通の腕時計は18mmか20mm、太めのものは22mmという感じ。wena wrist Proは22mmです。
個人的にはNokia Steel HRと組み合わせればかなりオシャレなスマートウォッチが完成すると思います。あるいはApple Watchに付ければsuicaもEdyも使える万能電子マネーになりますね。
上質な革を使い、なおかつ電子マネー機能を追加したwena wrist leather。価格はおよそ9,000円。wena wrist proのような多機能なスマートウォッチと比べると求めやすい価格なので、電子マネーに興味がある方は是非試してみてください。
財布を出さずに支払いができる便利さを味わうと、もう元には戻れませんよ笑。
[wena project] wena wrist pro Silver WB-11A/S