Nokia Sleep長期使用レビュー。測定精度は上々、ただし注意点も。

Nokia Sleepを使って約1ヶ月が経過しました。布団の下に敷くだけで自動で睡眠を計測、点数化してくれるため、非常に便利なアイテムです。

この記事では長期で使用してみてわかった特長や欠点について書いていきます。

何も身に着けずに睡眠を測れるのは便利

Nokia Sleepの一番良いところは、腕などに何かを着けることなしに睡眠を測定できる事です。

私は、いわゆるスマートウォッチを着けた生活を3年間送っています。一番の目的はスマホの通知を手元で受け取る事でしたが、次に便利なのが歩数や睡眠時間など、日々の行動を記録できる点です。

特に、睡眠については深い/浅い眠を判定してくれるのが役に立ちます。睡眠時間が少ないと日中の集中度合いが結構変わってくるのですが、それを可視化できるので睡眠に対する意識がグッと変わります。

ただ、難点を一つ挙げるならば、寝てる間も腕にスマートウォッチを着けていなければいけないんですよね。

今は慣れてしまいましたが、睡眠時間中に腕時計を着けて寝るのには最初の頃は少し抵抗がありました。特に、夏だと汗をかいて蒸れるのでジャマだなあと感じる事もあります。

しかし、Nokia Sleepはベッドのマットレスの下に敷くだけ。その上で眠るだけで自動で測定が開始されます。これは非常に楽チン!Nokia Sleepを電源につないでおく必要はあるのですが、自分自身はただベッドで寝るだけ。

スマートウォッチで睡眠を測定していた人にとっては手首の煩わしさから解放されますし、今まで睡眠を測った事がない方にとっても、気軽に試せるアイテムになっているのではないでしょうか。

精度もかなり良い

ただ寝るだけで正確に測れるものなの?という疑問を抱く方も多いでしょう。その回答は「スマートウォッチと比べるとやや落ちるが、ほぼ同等の精度で検知している」です。

大前提として、実際の睡眠の状態を知りたい場合は脳波を取得する必要があります。なので、Nokia Sleepやスマートウォッチの測定はあくまで参考値と考えた方が良いです。

ただ、レム睡眠やノンレム睡眠といった睡眠状態では心拍の傾向が変わる事が分かっています。脳が活動しているレム睡眠では心拍数が上昇傾向にありますし、脳・身体ともに休まっている状態であるノンレム睡眠中は、心拍も穏やかです。

そういった意味で、心拍数を正確に取得できていることは、精度高く睡眠を検知する事につながります。Nokia Sleepも心拍数を計測できるのですが、布団越しになるので、手首で測るよりは精度は低いのではないかなあと思います。

で、今回私が「スマートウォッチ」としているのは、かなり高精度な心拍センサーを搭載しているFitbit Ionicです。Fitbit Ionicと比較すると睡眠時間の差はおおよそ10~15分程度でした。参考までに、1週間分のデータをまとめてみました。

曜日 Nokia Sleep Fitbit Ionic
7時間21分 7時間05分 +16分
7時間04分 6時間50分 +14分
4時間21分 4時間20分 +1分
6時間00分 5時間46分 +14分
7時間14分 6時間50分 +24分
4時間49分 5時間00分 -11分
7時間11分 7時間05分 +6分

最も差があったのは+24分でしたが、だいたい15分以内には収まっているので、参考値としては十分です。

また、一度の睡眠の中の質についても比較してみても、同等の計測ができていると思います。しかし、後述しますが、Nokia Sleepはその形状の制約上、正しく測定できない事もあります。

Nokia Sleepで取得したデータ。

Fitbit Ionicで取得したデータ。どちらも深い睡眠や、目が覚めた時間を記録できています。

iPhoneならヘルスケアアプリと連携できる。

iPhoneを使っている方であれば、Nokia Sleepで取得したデータは「ヘルスケア」アプリで一覧できます

ヘルスケアアプリでは、iPhone自体で階段の昇り降りや歩数を計測して記録してくれるのですが、一部の他社のアプリとも連携も可能。Nokiaのアプリもこれに対応しているため、ヘルスケア上でデータを見ることが可能です。

ヘルスケアのアプリ画面。Nokia Health Mateと同期することができます。

もちろん、Nokia Health MateというアプリもNokia製品であればすべてのデバイスから取得したデータをまとめることができるので便利ですよ。私はBody+という体重計を使っているので、体重や体脂肪などを同じアプリで確認しています。

Nokia Health Mate
Nokia Health Mate
開発元:Nokia Apps Distribution LLC
無料
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寝相が悪い人は測定精度が落ちる。

唯一欠点と言えるのは、寝相が悪い場合は正しく測定できない可能性があるという事。

下の画像は、夜中に目が覚める事がなかった、とある夜の睡眠測定結果です。夜中の3時ころから90分間、起きている事になっています。

正しく測定できなかった日。夜中に起きていたという判定をされてしまっています。

起きている扱いになっているということは、おそらく寝返りを打っている間にNokia Sleepが敷いてある位置から体が外れてしまったのでしょう。本体は細長い形状で、胸の辺りにくるように設置するため、そこから離れると正しく検知できなくなってしまいます。

このような制約があるため、寝相が悪すぎる人は正しく睡眠を測ることができないかもしれません。

まとめ

Nokia Sleepの長期使用レビューをお送りしました。布団の下に敷いて寝るだけで睡眠を測れるのは嬉しいですね。精度に関しては、Fitbitシリーズのような高精度な脈拍センサーを搭載したスマートウォッチには敵いません。

しかし、体に何も装着せずに検知するモノにしては、ちゃんと使える性能だと思います。

毎日寝不足で睡眠時間が足りていない方は、まずは自分の睡眠時間を把握するためにNokia Sleepを使用してみてはいかがでしょうか

ちなみに、Amazonでは品薄になってしまう事が多いので、お早めにお求めください。

なお、より詳しい使用レビューは下の記事で紹介していますので、気になった方はご覧ください。

【レビュー】Nokia Sleepは寝るだけで睡眠を自動で測定、評価までしてくれる!

2018.05.04
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