今まで、格安SIMに切り替えたタイミングでHuaweiのP10 Liteを購入して使っていたのですが、この度iPhone 8に乗り換えました。
結果的にものすごく快適になったので、その雑感を書いていこうと思います。
買い替えた理由
今まで使っていたP10 Liteは、2万円台で購入できるスマホとしてはスペックもまずまず。
楽天モバイルやLINEモバイルなどの格安SIMへの乗り換えを検討していて
「でも、端末が高かったら意味ないよな」
という方にはピッタリの端末です。発売から1年以上経過した2018年4月現在でも人気で、使用用途がネットサーフィンやSNS程度な人であれば不自由なく使えます。
しかし、
- 電子書籍ビューアー
- 通勤時の音楽プレーヤー
- ブログの下書き用
などで酷使していると、動作が固まることがしばしばあって、それがストレスでした。
別に、上記の用途で使い物にならないというわけではありません。しかし、iPad Proと併用していると、いちいち動作がワンテンポ遅れるので、相対的にもっさりしているように感じます。
さらに、左腕にwena wrist pro、右腕にFitbit Ionicを身につける程度にはガジェット好きな私にとっては、Bluetoothの接続がやや不安定になってしまう点も、不満な点でした。
特に、wena wrist proに関しては、電子マネー機能の初期登録はiOS端末必須ですからね。
あとは、ガジェット好きとしてはやはり、もろもろのリファレンス機としてiPhoneを持っていないとなあ、というのもありました。
で、iPhone 8に買い替えたのですが、やはり、日常の必需品にはきちんとお金をかけた方が良いなあと思いました。
開封レビュー
iPhoneとはいえ、所詮はスマートフォンなので、いまさらな感じがしますよね。
iPhoneにはリセールバリューがあるので、できるだけ綺麗につかおうと、ガラスフィルムとケースを装着しました。
ホームボタンがある点を除くと、見た目はどのスマホも一緒だなあと感じるので、iPhoneを買ったからといって所有欲が満たされるわけでもないですね笑
確かに細かい加工の処理にもお金を使っていると感じる面もありますが、ケースに入れてしまうとほとんど意味がないのがちょっと残念。
以降、「iPhoneにして良かった」と感じた点を語っていきます。
初期設定が楽チン
これは今までもiPadやiPhoneを使っていた方向けです。最初にビックリした点は、初期設定が驚くほど簡単だった事。
iPhoneに表示されるパターンをiPadのカメラで読み込むだけ。
これだけで、これまで使っていたWi-FiやiCloudの設定が完了します。感動しました。
同じApple IDで複数のiOS端末を使う場合、今まで使ってきたiPhoneやiPadの設定を簡単に引き継げます。
初期設定がラクなのは良いですね。ガジェット好きとしてはそこの手間を楽しむ事ができなくなるのですが 笑
Apple Payが便利
Apple Payが使いたくてiPhoneに買い替えたようなものです。
wena wrist proを購入してからというもの、キャッシュレス、しかも財布すら出さない生活を快適に送っています。
その中で気になってくるのが、モバイルSuicaを使いたいという事。
SIMフリーのスマホでおサイフケータイが使えて、かつスペックもそこそこの機種というと、Androidだと
- AQUOS R Compact (6万円)
- NuAns NEO [Reloaded] (5万円)
と結構高いので、それならもう少し出してiPhoneにするか、という感じになります。
とりあえず、通勤用のSuica定期券を取り込みました。
モバイルSuicaアプリから登録した後、WalletアプリでSuicaを読み込み。設定はかなり簡単でした。
クレジットカードの登録はもっと簡単で、walletで読み込み、送られてくるPINコードを入力するだけ。
支払い方法はIDまたはQuick Payのいずれか。
- 楽天カードはQuick Pay
- 三井住友プライムゴールドはID
で登録されました。どちらもポストペイ(後払い)で、通常のクレジットカード利用と同様に請求がきます。
この2つの決済方法は、iPhoneのおかげでかなり広まっているので、使える場所は多いです。
自分の生活圏内にあるスーパーとファミレス、ドラッグストアは対応しているので、普通に生活している分には財布を持ち歩く必要がなくなりました。
Apple Payの欠点は楽天Edyが使えない事くらいでしょうか。
音質が良い
定額制のストリーミングサービス(Google Play Music)に加入しているので、音楽はスマホで聴く事の方が多いです。
今までもP10 Liteで聴いていたのですが、明らかに音質が良くなかったんです。特に、Bluetoothイヤホンで聴くと、短い通勤時間の間であれば許容できたものの、長時間じっくり楽しむ用途には向いていませんでした。
そして、世の中的にもiPhoneは7以降、イヤホンジャックが廃止され、Bluetoothイヤホンの利用が前提となりました。
iPhone 8でもBluetoothイヤホンを使っています。私が使用しているのはShureのSE215 Wirelessというモデル。AACやapt-Xなどよりも遅延や音質的には不利なSBCという方式のみに対応しているイヤホン。
しかしながら、この音質が結構良いです。体感的には有線イヤホンを繋いだP10 Liteよりも良い!
ここまで優秀だと、外出時に限らず自宅でも使いたいですが、バッテリー持続時間がネック。自宅用に長時間バッテリーが保つイヤホンが欲しくなりました笑。
[kanren postid=”768″]ワイヤレス充電が意外と良い。
これは使ってみると、思っていたよりも便利でした。
iPhone 8を購入する前、ワイヤレス充電にはそれほど魅力を感じていませんでした。そのため、購入するのはiPhone 7でも良いかなあと思っていたくらい。
ワイヤレスといっても、ワイヤレス充電器自体にはコードが必要ですし、充電器の分だけ、机周りにモノが増えてしまうからです。
でも、せっかく対応しているなら、とスタンドタイプの充電器を試しに購入してみました。
すると、まあ便利 笑。ケーブルをスマホに差し込まなくて良いのはメチャクチャ楽。
帰宅したら充電スタンドに置くだけ。スタンドがスマホの定位置になるので、だらだらとスマホをいじって時間を潰してしまう事を予防できるという効果も。
まとめ
というわけで、スマホをiPhone 8に変えて良かった点でした。
P10 Liteにはない機能がいくつかありますが、インターネットと通話が普通に使えれば良いという方には必要のない機能でしょう。価格も3倍以上しますし。
私の場合は周辺ガジェットとの相性などを考えた結果、購入に踏み切ったのですが、同じような機能のAndroidスマホも無数にあります。
とはいえ、何も考えずにサクサクした動作が担保されているのは、iPhoneの大きな魅力の一つでしょう。