一人暮らしになると、イチイチ生活費がかさみますよね。で、通信費に関しては3大キャリアからの脱却を目指しているので、そのためのSIMフリー端末を探していました。
今までは「安いけどそこそこ使える」という機種のボリュームゾーンは3万円程度だったのですが、P10 Liteの登場によりさらに価格帯が下がりました。
ドコモなどで端末を買っていた人にとってはスペック面、機能面で劣る点は多々あります。しかし、3万円前後のSIMフリー端末で考えると、コストパフォーマンスでは2017年現在、P10 Lite一択だと思います。
実際に購入してみたのでレビューしていきます。
スペックは3年前のフラグシップ級
スペックは以下のような感じ。
OS | Android 7.0 |
---|---|
CPU | Kirin 658 |
ディスプレイ | 5.2インチ フルHD |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
サイズ | 146.5 x 72 x 7.2 mm |
重量 | 146g |
アウトカメラ | 1200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
インターフェース | microUSB |
バッテリー容量 | 3000mAh (急速充電対応) |
センサー | 加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、指紋センサー |
DSDS | × |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
FDD-LTE | B1/3/5/7/8/18/19/26 |
TDD-LTE | B41 |
W-CDMA | B1/5/6/8/19 |
GSM | 850/900/1800/1900MHz |
同じHuaweiではP9 Liteが大ヒットしましたけれど、そこからかなりスペックアップしています。CPUも新しいものになりましたが、何よりRAMとROMの両方が増えている点には注目です。
メインメモリ(RAM)が3GB、ストレージ(ROM)が32GBというと、私がこれまで使ってきたXperia Z3と同じです。
常駐アプリが増えても快適に使えますし、またアプリを多用しないのであれば、microSDカードがなくてもとりあえずは大丈夫でしょう。
2枚のSIMを差す事はできますが、4G+3Gのデュアルスタンバイには対応していないので、その点は注意が必要です。要するに、国内でのDSDSには対応していません。
開封の儀
早速開けてみます。
撮り忘れたんですけど、ACアダプターも付属しています。背面を保護するカバーが付属しているのはありがたいです。実は購入した日に落としたのでさっそく役に立ちました(笑)。
色は人気色だというブルーを選んだのですが、2万円台とは思えないほどの高級感です。
背面もガラスなので光沢による高級感がある反面、傷は付きやすいかと。
物理ボタンの配置はよくあるパターン。
充電のための端子はmicro USBになっています。そろそろ安価なモデルにもType Cが採用されて欲しいものですが、今回は見送り。
曲面ガラスを使用している上に、厚さも7.2mmと薄いので非常にコンパクトです。
長いこと使ってきたXperia Z3との比較です。ほぼほぼ同じようなサイズ感です。おサイフケータイや防水に対応していないとはいえ、半分以下の価格で買えるような時代になったんですね。
まとめ
まだあまり触れていないので、細かい使い勝手は分かりませんが、アプリの起動や動作でイラつく事は今のところありません。これまで使ってきたXperiaとの比較で考えると、Felicaに対応していない点は残念なところ。
お財布ケータイとしては使ってこなかったのですが、家計簿アプリでSuicaの使用履歴を入力するときに便利だったんですよね。
とはいえ、なんといっても3万円を切る価格でRAM:3GB、ROM32GB、Wi-Fiもacに対応というのはなかなかありません。
今後はこれくらいのスペックが標準になってくるのだとは思いますが、現状ではP10 Liteしか存在しません。
MVNOには興味があるけれど端末はできれば安く、しかしそこそこ使えるものが良いという要望にピッタリな1台なのは間違いありません。オススメです。
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