2017年に刷新されたFireTV Stickを購入してみました。
新生活を始めたので一人暮らしのお供になると思って導入しました。まずは所感のレビューを書いてみます。
目次
Fire TV Stickとは?
アマゾンが販売しているセットボックス的なやつ、って書いても通用しないんですかね。HDMIでテレビに出力してAmazonが提供するコンテンツを再生できるものです。
もちろん、Amazon以外のものも対応しています。YouTubeやHulu、Abema TV、最近ではDAZNなんかもローンチしてますね。
しかし、購入時に予めアカウントと紐付けされているなど、明らかにAmazon、特にプライム会員を狙った製品です。
旧製品との違いは?
この製品は以前より販売されていた商品がブラッシュアップされたモデルです。2015年モデルとの大きな違いは、価格据え置きで音声認識リモコンが標準で搭載されている点。
これまでのモデルでは、音声認識に非対応の簡易リモコン付属したものが4980円で売られていました。(音声認識リモコン付きだと6480円)
使用されている方のレビューを見てみると、カーソルキーのみで文字入力するのが不便だという意見が散見されていたので、この点においては大きく改善されています。価格据え置きっていうのが嬉しい。
本体のハードウェアスペックも進化しています。具体的には下記の2点。
- クアッドコアCPUの採用
- 802.11ac対応
これにより処理速度が早くなり、(お使いのルーターに依存しますが)通信速度も向上します。
その他のスペックは旧製品と共通になっていて4Kに対応した「Fire TV」とはしっかり住み分けされています。
2015年モデル | 2017年モデル | |
---|---|---|
価格 | ¥4980 | ¥4980 |
プロセッサ | デュアルコア | クアッドコア |
メモリ | 1GB | 1GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
音声認識リモコン | △(オプション) | ○ |
解像度 | フルHD | フルHD |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n | 802.11ac |
開封の儀
簡易な箱に入っています。
付属品は
①説明書
②単4乾電池2本
③micro USBケーブル
④音声認識リモコン
⑤本体
⑥HDMI延長ケーブル
⑦ACアダプター
本体はスティック状のシンプルなもの。給電用のmicroUSB端子と出力用のHDMI端子がついています。
リモコンはこんな感じ。裏蓋を開けて乾電池を挿入します。
セッティング
設置は簡単です。テレビ(画像はモニター)のHDMI端子に本体を接続し、microUSBで電源をとります。モバイルバッテリーでも動作しましたよ。
電源は自動的にオンになります。利用するのにしなくてはいけない設定は「言語」と「Wi-Fi」設定の2点のみ。自分のAmazonアカウントと紐付けられた状態で出荷されています。
動作はサクサク、音声認識精度も良好!
私自身、比較対象できるものがないので何とも言えないですが、動作がもさついてイライラするような事は今のところありません。
動画再生は本体にダウンロードしておくことはできず、全てストリーミングによるものです。そのためある程度安定したネット環境が必要です。とはいえ本製品は4K対応はしておらずフルHDなので、5Mbpsくらい出ていれば問題ないでしょう。
そして音声認識リモコンですが、精度は十分です。Googleの音声入力と同等、といっても大げさではないレベルです。マイクボタンを押しながらタイトルなどのキーワードを話すと検索結果が表示されます。
YouTubeも快適に観られる。その他Abema TVやHuluも。
YouTubeにアクセスして動画を楽しむ事ができます。メニュー画面からアプリをインストールして利用する形。
同様にその他の動画サービスもアプリをインストールして利用できます。無料で観られるものの代表例はAbema TV、有料サービスであればdTVやHuluなど。
プライムPhotoやプライムMusicも
Anazonのプライム会員であればプライムフォトを利用して容量無制限でアップロードした写真をテレビで鑑賞できます。
また、プライムMusicで音楽を聴くこともできるのですが、TVの薄っぺらいスピーカーで聴いても、ね。
まとめ
本体をテレビにつなぎ、電源をとるだけでプライムビデオを観られるという事で、Amazonプライム会員にとっては必需品といえるかもしれません。
また、音声認識リモコンでないモデルを使っている方も買い替えを検討しても良いかもしれません。
試しにタイトルを画面上に表示されるソフトウェアキーボードでも入力してみたのですが、カーソル移動しか使えないので不便でした。
特に発売当初のセールで1980円で買ったような方は、すでに元はとったと思われるので音声入力を試してみてはいかがでしょうか。
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