スーパークラシックが販売する「ひらくPCバッグnano」を購入したのでレビューします。
iPadなどのタブレット+α(カメラなど)を持ち出すのにピッタリのカバンで、週末の外出から通勤まで、幅広いシーンで使えるので有能です。
目次
iPad Proとカメラをコンパクトに持ち運びたい
購入した理由は、使っているバックパックがカメラ用のため、普段使いにはオーバースペックだったからです。
といっても、満足はしていますよ。
詳しくはこちらの記事で紹介していますが、見た目は普通のバックパックなのにカメラの収納に最適化されています。
[kanren postid=”1909″]なので、外出時は常にバックパックにカメラを持ち出すようになり、写真を撮る機会が増えました。
でも、欠点はミラーレス一眼と単焦点レンズを収納するには大きく、またカバン自体がそこそこ重いという点でした。
そこで、カメラとレンズが一つずつだけ収納できて、かつタブレットも入るようなカバンを探していました。
それが「ひらくPCバッグnano」というわけです。
ひらくPCバッグminiの背を低くしたデザイン。
「ひらくPCバッグnano」は「ひらくPCバッグmini」の弟分で、miniを半分にしたようなデザインです。
このサイズだとノートパソコンは入りません。
しかし後述しますが、収納できるポケットを本体に設ける事により
「普段はパソコンは使わないんだけど、たまに持ち出すんだよなあ」
という人に対応した設計になっています。
コンセプトとしても、
- タブレット
- ミラーレスカメラ
- 小さいペットボトル
- バッテリー
を収める事を想定しています。
私の普段の通勤時の持ち物もまさにこの4点なので、まるで私のために設計されたバッグのようです。
実際に、私がこのバッグに入れて持ち歩いているのがこちら。
- iPad Pro 10.5インチ (Smart Keyboard + Apple Pencil)
- ミラーレス一眼カメラ GX7 Mark II
- 単焦点レンズ LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.
- Lightning – SDカードリーダー
- SDカード
- カメラ用予備バッテリー
- モバイルバッテリー Anker PowerCore Fusion 5000
- Lightningケーブル
- 340mlペットボトル
- 折りたたみ傘
折りたたみ傘を外側のポケットに入れると膨らんでしまうのですが、これらのアイテムを収納するとぴったりな感じです。
少々詰め込んでしまっている感じもしますが、行き帰りで荷物が増えないのであれば問題ありません。
なお、キーボードを装着したiPad Proは厚みが出てしまうため、奥のポケットに入れようとすると窮屈です。(入らないわけではない)
幸いなことに手前にもポケットがあるため、私はそちらに収納しています。
私が持っているのはiPad Pro 10.5インチですが、筐体サイズのほぼ変わらない、11インチモデルも収納できるようですね。
肩紐が斜めに縫い付けられているおかげで腰にピッタリ当たり、肩への負担が軽減されます。
iPad Proの代わりにChromebook C101PAもアリ
iPadとChromebook C101PAとを入れ替えてみました。
こちらも問題なく収納できます。
iPad Proと比べると、もともとのサイズはChromebook C101PAの方が大きいです。
しかし、Smart KeyboardとApple Pencilに対応したケースを取り付けると、iPad Proは結構かさばってしまうので、サイズ感はどちらも似たような感覚です。
つまり、こちらも手前のポケットに入れるのが無難かなあという印象です。
ポケットを引き出してノートパソコンも収納できる。
このバッグの特徴の一つが、ポケットが伸びて13インチまでのノートパソコンを収納できるということです。
常用するのには向きませんが、いざという時にパソコンを収納できるのは便利ですよね。
下の写真のように、背面のポケットが伸びます。
13.5インチのSurface Laptopがぴったり入るサイズでした。
この状態でもきちんと自立するのは驚き。
このポケットにはA4サイズの書類も収納できるので、何か資料を持って帰る必要が生じた場合にも対応できます。
収納力の限界に挑戦。
ミラーレス一眼であれば余裕で収まってしまう事がわかった「ひらくPCバッグnano」ですが、これはレンズも小さいというのが前提。
しかしながら、私の所有するレンズには「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」という望遠ズームがあり、これはポートレート用のレンズとして重宝しています。
物は試し、とGX7 Mark IIにこのレンズを装着してカバンに入れてみました。
すると、なんと入ってしまいました笑。しかもiPad Proは収納したままで。
さすがにさらにペットボトルも……というわけにはいきませんが、マイクロフォーサーズ用とはいえ大口径ズームレンズが入ってしまうなんて、驚きです。
注意したいのは、ひらくPCバッグはカメラバッグではないため、クッション性には優れていないという事。
なので、この状態で電車に乗って移動するのは危なっかしいです。
でも、メインのバッグを別に持っておいて「ひらくPCバッグnano」で撮影場所を移動する、といった使い方ならできそうです。
他の組み合わせも試してみました。
α6000にSIGMAの30mm F1.4 DC DN Contemporaryというレンズを付け、さらにクリップオンストロボも収納できるか試してみました。
ご覧の通り、入りました。
これで、最低限のポートレート撮影キットが持ち出せることが判明。
何が入るのか色々と試すのが結構楽しいです笑。
まとめ 必要なだけコンパクトに持ち出せるバッグ
以上、「ひらくPCバッグnano」のレビューをお送りしました。
iPad Proとミラーレス一眼カメラを持ち出すのにピッタリなカバンです。
個人的にはChromebook C101PAも収納できるというのが、大きな購入の決め手でした。
「持ち出すものは小さいのに、大型のカバンしか持っていない」という状態なのが気になっていたのですが、見事に解消されました。
なお、ひらくPCバッグには
- ひらくPCバッグ
- ひらくPCバッグmini
- ひらくPCバッグnano
と、3サイズが用意されていて、mini以上であればノートパソコンも収納できます。
13インチ以上のノートパソコンを持ち歩く場合、肩への負担を考えるとバックパックの方が良いかなあと思っているのですが、どうなんでしょう。
今回紹介した最も小さいサイズである「ひらくPCバッグnano」は、私のようにタブレットを常に持ち歩いている人にとっては必須アイテムです。
お値段は17,800円と少々お高めですが、それだけの価値は十分ありますよ。
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