社会人2年目の年末、家具/家電など、生活に必要なモノの出費か多かった一年目とは違います。
一人暮らしにも慣れて余裕ができたせいか、ふつふつと湧いた物欲に身を任せた一年間でした。
特にカメラ関係では出費がかさみ、「これが沼にハマるということか」と身を持って経験できたのはいい思い出。
この記事ではガジェットを中心に、今年買って良かったものをまとめていきます。
Surface Laptop (2017)
Surface Laptopの良いところ
- ザ・ノートパソコンでありながら洗練されたデザイン
- 軽~中程度の作業をそつなくこなしてくれるマシンスペック
- 縦が少しだけ広く使える3:2ディスプレイ
持ち運んでも使えるラップトップとして定番になり得るのが「Surface Laptop」だと思います。
Surface Pro/Goとは異なりキーボードとディスプレイ部分が切り離せるタイプではなく、純然たるラップトップ。
Surface Laptopの魅力はこの1点にあります。
タブレットとしてあまりにも完成度が高いiPadを所有している私からすると、Windowsのタッチ操作にはいまいち慣れません。
(Surface Laptopもタッチ操作に対応していますが)
そのため、ブログ執筆をする際には「普通のノートパソコン」の方が作業がはかどるんですよね。
また、2in1タイプのPCとは違い、膝の上でも安定させて使えるのも良い点です。
価格は15万円ほど。
スペック的には
- 第7世代Core i5 (7200U)
- 8GBのRAM
- SSD 256GB
という、可もなく不可もなくという感じ。一応、Surface Laptopとしては標準スペックであり、一番売れ筋のもの。
もちろん、ブラウジングや文章執筆には全く問題のないスペックです。
上記の用途であればChromebookでも十分ですが、私の場合はそれらに加えて写真データのRAW現像も行います。
現像にはAdobe Lightroomを使っているので、Windows/Macが必須。
Core i5、8GBのRAMでもLightroomは普通に使えますが、これは使い方次第でしょう。
私の使い方はポートレート写真の簡単なレタッチ→10数枚の書き出し程度なのでこのスペックでも十分です。
Photoshopをゴリゴリ使った現像の場合だと、ちょっと心許ないかもしれません。
そういう方のために
- Core i7
- 16GBのRAM
- 512GBのSSD
というモデルも用意されているのですが、価格が倍近くなってしまうので、コスパはあまり良くないです。
標準仕様のものもそこまでコスパに優れているわけではないのですが、それでも私がSurface Laptopを選んだのは、
- キーボードが打ちやすい。
- 3:2のディスプレイの使い勝手が良い。
- Microsoft純正。
という、3つの理由から。
特に3:2のディスプレイというのは縦の表示領域が広くなるので素晴らしい。
13.5インチというサイズではありながら、縦については15インチ(16:9)のノートパソコンと同じ位の長さになるので、想像以上に画面を広く使えます。
外部モニターを使わずとも作業ができるので、ミニマリスト思考のある私にとってはありがたい。
持ち運ぶには少し重い(1.25kg)のと、USB Type-Cでの給電には対応していないのが欠点ではあります。
しかし「普通のノートパソコン」を求めている人にとってベストな選択なのは間違いないです。
>>【レビュー】Surface Goが発表された今だからこそSurface Laptopを購入した。
ASUS Chromebook C101PA
ASUS Chromebook C101PAの良いところ
- 持ち運びが苦にならない890gの本体
- Googleアカウントでログインすればすぐに使える
- 出先でも電池切れの心配がないバッテリーライフ
1kgを大幅に切る890gという重量という時点で買いな、Chromebookの定番モデル。
Chromebookはメインターゲットが教育分野なのもあり、普通の人が普通に使うのに最適なモデルってそこまで多くないんですよね。
日本の家電量販店でも簡単に購入できるモデルとなると、ASUSやAcerの製品くらい。
そういう事情もあって、とりあえずChromebookが欲しいという方にまずオススメできるのは「C101PA」一択です。
今だと、同じ価格帯で1kgを切りつつも11.6型のモデル「Chromebook C223NA」というものあって、こちらも良いチョイス。
C101PAはあらゆる意味で軽い端末なので、ホントに快適。
重量はもちろんですが、Chrome OS自体の軽さも魅力的です。
Googleアカウントさえ持っていれば、ログインしてすぐに使えるというのはめちゃくちゃ便利で、Windowsとかもこんな感じにならないかなあと思います。
Chromebookは楽曲制作や画像編集など、専用のソフトを使う必要がある人にとっては使えないモノですが、作業の大半がブラウザ上で完結している方であればぜひ試してみて欲しいです。
ファイル管理もGoogle Driveのクラウド上で行うので、本体に大容量のSSDを搭載している必要もありません。
用途にもよりますが、4~5万円のWindows PCを購入する代わりにChromebookを選んだ方が幸せになれる人は多いと思います。
私は荷物を減らしたいときにChromebookを持ち出しています。最近購入した「ひらくPCバッグnano」にも入る点も高評価。
>>【レビュー】ひらくPCバッグnanoはiPad Proに最適!
充電もUSB Type-Cで出来るので、専用の充電器を持ち運ぶ必要もありませんし、そもそもバッテリーも結構長持ちします。
例えば「カフェに半日居座って作業する」という使い方でも途中で充電しなくても大丈夫です。
だいたい6時間くらいは余裕で使える印象ですかね。
家でも寝っ転がりながら気軽に使えるので、Surface Laptopと食い合うこともあまりなく、使用頻度は高いです。
>>【レビュー】Chromebook Flip C101PAは機動力抜群のPC
Panasonic GX7 MarkII
Panasonic GX7 MarkIIの良いところ
- 初心者に嬉しいボディ内手ぶれ補正搭載
- 人物撮影で役に立つ「瞳AF」が使える
- ライカブランドのレンズが安価に購入できる
マイクロフォーサーズセンサーが搭載されたミラーレス一眼カメラ。
オリンパスの望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」が使いたくて、それに合うボディならなんでも……という感じで選んだカメラです。
APS-Cセンサーのα6000と大して変わらないサイズ感で、α6000よりも重い本機ですが、
- 瞳AFの精度が高い
- ボディ内手ブレ補正が強力
という2つの点は、カメラ初心者にとっては非常に嬉しい機能です。
特に瞳AFはかなり精度が高く、実用に足る性能です。
フルサイズ機と比較するとシステムがコンパクトなので、望遠レンズが気軽に楽しめるのがマイクロフォーサーズの大きな利点。
屋外の大撮影会でポートレート写真を撮る場合、モデルとの距離が遠いため望遠レンズは必須。
そこで「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」を使うと、フルサイズ換算で300mmの画角で撮影できるので、下の写真のようなアップも可能。
もちろん、こんな感じで少し引いた写真も撮れるので、大撮影会では万能なレンズです。
また、Panasonicが製造・開発するライカブランドのレンズが使えるのも魅力的。
「LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.」の描写はやはり格別。
発売は2011年と古く、2018年現在ではオリンパスから「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」も登場しています。
ボケの美しさを考えるとオリンパスの方に分がある印象ですが、何よりライカブランドが4万円程度で手に入るのがこのレンズ最大の魅力。
もちろん画質も素晴らしく、フルサイズ換算で50mmという標準画角を活かしたデート風写真が撮れます。
そこまで大きなレンズでもない(200g)ので、スナップ用途にも向いています。
何を撮るかは決めていないけど、一眼デビューしたいという方に向いているカメラだと思いますよ。
>>【レビュー】M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROとGX7 MarkⅡを購入しました。
SONY α7II
Sony α7IIの良いところ
- フルサイズ入門機として過不足のない性能
- 軽量コンパクトなボディ(バッテリー込で600g)
- 純正でZeissレンズが使える
PayPayの20%ポイント還元の波に乗り、予定よりも早くフルサイズデビューすることになりました。
人物を撮っているとダイナミックレンジの広さだったり、ボケの大きさが気になってきます。
マイクロフォーサーズでもある程度満足のいく写真は撮れますが、iPadで等倍表示してみると少しモヤモヤが残ります。
それはISO400程度で乗ってしまうノイズ感だったり、被写界深度の深さ、あるいは1600万画素という画素数だったり色々と要因はあります。
そんな折に始まったPayPayのキャンペーン。
これは乗るしかない、と
- 本体120,000円
- ビックカメラポイント10,000円
- PayPayポイント24,000円
- ソニーのキャッシュバック20,000円
ということで、実質約66000円でした。
中古美品の初代α7並みの価格で購入できたので、良い買い物でした。
デジタル一眼カメラを購入する際の懸念として「重たいカメラを買っても持ち歩かないのではないか」というのがあったのですが、今の所その心配はないです。
2泊の出張時には他の荷物を減らしてでもカバンに詰め込みましたし、ひらくPCバッグnanoにもギリギリ収まるので、持ち出す頻度は非常に高いです。
ポートレート撮影も撮っていて楽しいです。被写界深度の浅さにまだ慣れていなくて、全然使いこなせていないですが作例を載せておきます。

Camera: α7II, Lens: Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA, Model: 奏怜花(ニコニコ♡ストリート)
レンズはSEL55F18Z。Zeissレンズの解像感にもハマってしまいそうで、今後のレンズ沼への入り口にピッタリの1本です。
まとめ
以上、紹介したのはノートパソコンとカメラをそれぞれ2台。ちょっと散財し過ぎなので、来年はもう少し抑えます笑。
ガジェット好きでしかもカメラにもハマってしまうと、お金がいくらあっても足りないのがツラいところ。
このブログももう少しマネタイズできると良いのですが、最近は社畜としての消耗が激しくて更新頻度を上げられていないのが悩み。
ジャンルの変遷はありますが、平均すると月5本くらいのゆるいペースで4年程度は続いている弊ブログ。
5年目ものんびりと更新はし続けると思うので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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