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休日早朝の汐留は時間がゆるりと過ぎていく。

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雑記

東京で一人暮らし、と聞くと都会でのスタイリッシュな生活を思い浮かべるかもしれないが、私の暮らしはそんなものとは程遠く。せっかく本社が都心に位置する企業に入社したところで、メーカーの技術職が追いやられるのは田舎の施設。東京都内だというだけマシというもの。

中途半端に開発が進んだ町の、最寄り駅から徒歩数分のアパートで暮らす私は、平日は会社と自宅を往復するだけ。休日でさえ、食料品を買いに近くのスーパーに出向くのが唯一の外出であることもしばしば。

たまに、カフェに赴いて読書をしたりブログを書いたりすることもあるのだけれど、なんか違和感がある。

静かなのだ。いや、静かなのは良いことなのだけれど、何かが違う。都心から外れてしまえばそもそも静かなのが当たり前で、田舎のカフェに静寂や癒やしを求めるのは間違っているのだ。

週7日研究室に入り浸っていた学生時分、早起きしてカフェに行くこともあったが、平日の雰囲気と休日のそれが全く異なる事を思い出した。

平日はビジネスパーソン達で忙しなかったカフェが、休日には一気に時間の流れが変わる。この「都心なのにのんびりした朝」というのが最高に気持ちよかったのだ。

というわけでやってきた。東京汐留ビルディングの2階にあるこのカフェは、休日は空いていて、開店から2時間くらい経った今でも、客の数は私を入れて5人。オシャレな雰囲気、オシャレな音楽に身を任せていると、顔がにやけてくる。

これだ。この洗練された都会で周りを気にせずにのんびりと過ごす時間は、何ものにも代え難い贅沢。

エクセルシオールはもちろん私の住む町にもあるが、ここ汐留とは全く別の店。確かにせっかく都心にやってきてコーヒを喫するのなら、隠れ家的なカフェを探したり、ホテルのラウンジで楽しむのもありだろう。

 

それでも、都心のど真ん中のチェーン店でゆったりと味わうラテは、最高に美味い。カフェのマスターがこだわり抜いて淹れるコーヒーよりも、そしてホテルのラグジュアリーな空間で飲む1500円のコーヒーよりも。

*本エントリーは以下の記事にインスパイアされて書かれたものである。
休日の朝ゆっくり読書したい人にとって、汐留のエクセルシオールは最強だということは改めて強調しておきたい。

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