α6000を所有している私ですが、この度マイクロフォーサーズシステムに手を出してしまいました。
購入したのはオリンパスの望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」と、パナソニックのミラーレス一眼「DMC-GX7MK2」です。
ライブハウスでの写真撮影用に明るい望遠、なおかつ小型なレンズを使いたいというのが購入の意図。
購入に至った経緯から、実際に使ってみた様子をレビューします。
目次
システムの小型化を考えたらマイクロフォーサーズに行き着いた。
冒頭に書いたように、今回のカメラおよびレンズの購入理由は、ライブハウスでの撮影がしたいからです。
こちらの記事にも書いているのですが、ライブハウスのように暗い場所で人物を撮る場合は、明るい望遠ズームレンズ(撮りたい構図によっては広角ズーム)が必要です。
[kanren postid=”38″]しかも、できれば高感度耐性の良いボディが望ましいんですよね。
ともあれ肝心なのはレンズです。明るい望遠ズームというと、いわゆる白レンズが候補に上がります。白レンズというのはF2.8通しで70-200mmのレンズ。
CanonやNikonにもありますし、当然私が持っているα6000のEマウントにもラインナップはあります。
しかしこれらの欠点は重くて高いという事。
参考までにCanon・Sonyの白レンズと、今回購入したオリンパスのレンズを比較して表にまとめました。
見切れている場合はスクロールしてご覧ください。
メーカー | 型番 | フィルター径 | 重さ | 価格 |
---|---|---|---|---|
Canon | EF70-200mm F2.8L IS II USM | 77mm | 1490g | ¥178,000- |
Sony | SEL70200GM | 77mm | 1480g | ¥281,800- |
Olympus | M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO | 72mm | 760g | ¥99,800- |
価格は某カメラショップの中古価格を載せています(2018/8現在)。
フルサイズ用のレンズは重量も価格もヘビーですよね。
特にソニーで揃えようとすると、重さは倍になりますし価格は倍以上。
一方、この度購入したマイクロフォーサーズ用のレンズである「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」。
マイクロフォーサーズだと画角はフルサイズの2倍で換算されます。なので「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」はフルサイズでいうと80-300mmのレンズという事になります。
今回はライブハウスで使うための、軽くて明るい望遠レンズを安く導入したかったので、フルサイズではなくマイクロフォーサーズを選択しました。
ボディはPanasonicの「GX7 MarkⅡ」にしました。
ボディについては「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」が使えるレンズであれば何でも良かったです。
とはいえライブ撮影のように、暗い環境にも関わらずシャッタースピードを稼げない条件においては、フラグシップ機を買うのが理想。
でも、さすがにそこまでの予算は組めませんでした。例えば、オリンパスのOM-D E-M1 MarkIIを購入する場合、中古価格でも15万円程度。
このボディと前述のレンズを組み合わせると価格は25万円です。
これだったら、重くても良いから一眼レフ機とタムロンのズームレンズにいってしまった方が良いかなあと思いました。
なので、今回は画質はそこそこで、連射もそれなりにできる(秒間6コマ)中で最も安いボディにしました。
それがGX7 MarkⅡです。価格は中古で4万円ほど。Panasonicのカメラは家電のごとく早いサイクルで新製品が出るので、型落ち品がかなりお得に購入できます。
マイクロフォーサーズでやっていけそうだと感じたら、値下がりしたG9 Proに手を出してみようかなあという感じ。
まずはマイクロフォーサーズの入門機としてGX7 MarkIIにしました。
入門機と言いつつも、ちゃんとファインダーが付いていますし、液晶モニターはタッチパネルになっているので操作性は十分です。
小型のマイクロフォーサーズといえど、望遠ズームレンズはでかい。
というわけで、購入したカメラとレンズが届きました。
まずはレンズから。比較対象になるものを隣に置くのを忘れてしまいましたが、やはりでかいです。
いよいよこの領域に手を出してしまったか……っていう感じ。
それに対してボディはコンパクト。サイズはAPS-Cのα6000と同じくらいか、むしろ少し大きめ。
改めてα6000のコンパクトさがわかりますね。
レンズを取り付けてみました。
本体のオマケ感!笑
グリップが心許ないので、外付けグリップを付けています。
GX7MK2で大きなレンズを使う方は、絶対にグリップがあった方が良いですよ。
ライブ撮影のメイン機として使っていきます。
せっかく購入したので、撮影できる現場に赴いて経験を積んでいきたいと思います。
届いた翌日に早速使ってみました。撮影したのは鶯籠(とりかご)というグループ。
場所はキャパ150人程のライブハウス「VALLEY×VALLEY×TOKYO」でした。
カメラの使い方がわからない状態で臨んだライブ撮影だったので、使える写真があまりなかったです。残念ながら。
作例は下のような感じです。
まとめ
というわけで、マイクロフォーサーズと明るい望遠ズームレンズの購入レビューでした。
30分ほどのライブ撮影で使って感じたのは「重っ!」ってこと。
ボディとレンズ合わせて1.2kgと、フルサイズ用の70-200mmレンズよりも軽いんですが、それでも重く感じました。
使いこなすためには筋トレもしないといけませんね笑。
色々な意味でトレーニングしていきます……。
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