一人暮らし一年目なんですけど、まだ始めて数ヶ月しか経っていないので、いまだにちょくちょく足りないものがあります。
その中の一つにアイロンが。
実家にいたときには当たり前のようにあったアイロン台とアイロンですが、無くても生活はできるので、最近まで自分の部屋にはありませんでした。
今回買ったのはPanasonicの衣類スチーマー(NI-FS530)。ハンガーに掛けたままの状態で簡単にシワ伸ばしができる製品で、条件付きではありますが一人暮らしにはこれで十分かなあと思います。
[aside type=”normal”]補足説明この記事で紹介している商品は現在発売されている「NI-FS540」の一つ前のモデルです。新しい機種では、より強力なスチームを3秒間噴出させる事ができるようになりましたが、その他の性能は大きく変わっていません。[/aside]
目次
衣類スチーマー(NI-FS530)の購入動機
購入の決め手は以下の2点。
- コンパクトであること。
- 普通のアイロンとしても使えること
狭い部屋に住んでいるため、荷物はできるだけ減らしたいので、ちゃんとしたアイロンは候補に入れませんでした。
そのため、別途アイロン台を用意すればアイロンとしても使えるものであるというのを条件にしました。
ハンディスチーマー自体は各社出揃っていますが、アイロンとしても使用できるものだと、本製品か日立、あるいはアイリスオーヤマのものになるかと思います。ざっくりした比較は最後に紹介しようと思います。
開封の儀
付属品は水を入れるためのカップとスタンド、説明書です。
スイッチ類は電源とスチームのボタンのみ。
給水は上の写真のように蓋を開けて入れます。
スチームの孔が360°に広がっているため、角度を選ばずに使用できます。
使ってみた感想
何度か使ってきた中で感じたのは
- スーツ出勤の方はマストバイ
- シャツに関しては生地を選ぶのかなあという印象
スーツで気になるのは肘とか、スラックスのひざ裏の部分ですよね。
まあ、折り目をつけ直すときについでにシワ伸ばししても良いんですけど、やはり毎日のように着ているとそれなりにくたびれてきます。
で、本製品はこういう時に活躍します。
タンクに水を入れて電源を入れて待つこと24秒。たったこれだけで準備完了。
通常のアイロンがけだと
- アイロンとアイロン台を準備
- アイロン台の脚を引き出す
- タンクに水を入れる
- スチームの準備ができるまでしばらく待つ
という手順になりますが、この時間が大幅に短縮されるので、出かける前のちょっとした時間に使えます。
以下、本製品の仕上がりについてざっくりみていきます。
スラックス
下の写真はスラックスのひざ裏部分のしわ。で、これにスチーマーを3往復くらい当ててあげると結構伸びます。効果テキメン。
Before
After
Tシャツ
Tシャツにも使えます。もちろん、アイロンを使ってプレスするのと比べると、シワは残ってしまいます。
しかし、「明らかにシワだらけ」の状態から「程よい洗いざらし感」くらいにはなると思うのですがいかがでしょう。

Before

After
Yシャツ
Yシャツは記事を選ぶかもしれません。普段着として着るくらいには問題ないと思いますが、襟とか袖をしっかりと仕上げる事はできないです。
ちなみにYシャツはユニクロの「エクストラファインコットンブロードシャツ」ってやつ。処分価格800円とかで買ったものです。
素直にアイロンを使うか、シワの付きにくいシャツを買った方が結果的に安上がりになると思います。
ちなみに、私がスーツ用に着ているのは花菱のオーダーシャツ(一番安いやつ)ですが、こちらはそもそも洗いざらしでもそんなにシワが付かないです。

Before ①

After ①

Before ②

After ②
他の製品との比較(VS 日立)
ざっくり他の製品との比較をしてみました。
Panasonic NI-FS530 | Panasonic NI-FS330 | 日立 CSI-RX1 | アイリスオーヤマ IRS-01 | |
---|---|---|---|---|
サイズ (mm) | 700 x 150 x 150 | 700 x 140 x 150 | 180 x 85 x 125 | 70 x 165 x 130 |
重量 (g) | 700 | 665 | 690 | 790 |
プレス | ○ | x | ○ | ○ |
アイロン面 | セラミックコート | セラミックコート | チタンコート | – |
スチーム量 | 11g/min | 11g/min | 11g/min | – |
立ち上がり時間 | 24秒 | 30秒 | 30秒 | 35秒以内 |
その他 | – | – | 温度切替ボタンあり | カセットタンク式 |
価格 | ¥10000程度 | ¥8000程度 | ¥10000程度 | ¥6000程度 |
価格・性能的に競合になるのは日立の製品ですね。実際に量販店で触ってみると、Panasonicのセラミックコートは結構良いです。
アイロンとして使う場合を考えると、滑りが良いので使い勝手はこちらの方が良いです。
一方で、日立のものは温度を強・中・弱と切り替えられるので対応する繊維の種類が多いです。
自身の使い方に合わせて購入すれば良いと思います。
まとめ
ちゃんとしたアイロンには敵わないのですが、思い立った時にすぐシワ伸ばしが出来るのでおすすめです。
アイロンを買う程ではないけれど、スーツをだらしなく着るのも嫌だなあという方にピッタリだと思います。
個人的なオチとしては、配属先が決まった結果、スーツを着る機会がめっきり減ったって事でしょうか。
パナソニック 衣類スチーマー ダークブルー NI-FS530-DA
日立 衣類スチーマー 温度調整機能・ブラシ付き ホワイト CSI-RX1 W