品薄が続いているNature Remoが、ようやく我が家にやってきました。
単品でも、赤外線対応機器のリモコンをスマホに一元化できるのですが、この商品の醍醐味は、なんといってもGoogle Homeをはじめとするスマートスピーカーとの連携です。
早速設定を済ませたので、生活がどうなったか紹介します。
目次
Nature Remoで何ができる?
Nature Remoは、あらゆる赤外線対応の機器のコントロールを集約できるデバイスです。
家電製品の赤外線リモコンをNature Remoを登録することにより、エアコンなどをスマホで制御できるようになります。
また、
- 温度センサー
- 湿度センサー
- 人感センサー
- 照度センサー
- ノイズセンサー
が搭載されており、今後はさらに多くの機能が使えるようになるポテンシャルを持っています。
Nature Remoの設定
開封と初期設定
ちなみにNature Remo、私は公式ホームページから購入したのですが、発送はAmazonでした。見覚えのないAmazonからの発送は多分こいつです。
コンパクトな箱に収まっているのは
- 本体
- micro USBケーブル
- ACアダプター
- 固定用粘着テープ
- 説明書
です。給電はmicro USB経由で行うので、すでに持っている適当なケーブルでも使えます。
初期設定で行う事はざっくり、
- アカウント登録
- スマホをNature RemoのWi-Fiに接続
- Nature Remoを自宅のWi-Fiに接続
の3つだけ。すべてアプリの指示に従うだけなので、迷うことはないでしょう。

アカウント登録はメールアドレスを入力して送信するだけ

ケーブルを挿せば電源が入ります

スマホとNature Remoの連携。パスワードは「naturemo」です。

本体を触るとランプが点灯し、登録が完了。

アプリのトップ画面。この時点ではまだ何も機器が登録されていません。
エアコンとの連携
Nature Remoは、実はもともとのコンセプトがエアコンをスマホで自在に操るというもの。なので、かなりたくさんの機種情報がプリセットされています。
私の住むアパートの部屋にあるエアコンも、もちろん対応していましたよ。
エアコンのリモコンの「運転」ボタンをNature Remoに向かって押すと、自動で認識してくれます。電源のオンオフがきちんと行える事を確認すれば、連携は完了。

最初にアイコンと名前を付けます。

本体に向けてリモコンを操作すると自動で認識してくれます。

私の部屋のエアコンは「Daikin AC 008」という型に振り分けられました。
スマホアプリでのエアコンの操作画面は下のような感じ。電源はもちろんのこと、
- 風量
- 冷暖房の切り替え
- 設定温度
を簡単に変更することができます。現在の温度と湿度も表示してくれるのは嬉しいですよね。

スマホの画面を使って直感的に設定変更ができます。
ライトの設定
こちらはさらにシンプル。
私の場合、アパートに据え付けられていた蛍光灯は、壁のスイッチで点けたり消したりするタイプ。赤外線には対応していませんでした。
そこで、オーム電機から出ている赤外線ユニットを購入しました。
天井照明器具専用 リモコンスイッチ [品番]07-8250 OCR-04W
ペンダント型のシーリングライトであれば、どんなタイプでも取り付けられるので手っ取り早いです。
こいつの難点はオンとオフの操作しかできないこと。径の違う蛍光灯が付いているのですが、これは紐を引っ張ってやらないと切り替えられないです。なので、その辺は割り切りが必要。
Philips Hueであれば、オンオフだけではなく、色味なども調節できます。私もそのうちデスクライト用に購入しようと思っています。
設定できる項目も電源のオンオフのみです。

オンオフのみの設定
ルールを設定して自動化する
Nature Remoが便利なのは、各家電のリモコンをひとまとめにできることだけではありません。
ルールを設定することによって、自宅を出たときや帰宅した時に電源を付けたり消したりすることができます。
*(なお、2018年1月にiOSアプリのアップデートがあり、タイマー機能が実装されました。)

androidの場合、スマホのGPS情報に基づいて家電を操作できます。

位置情報をトリガーにして設定

消し忘れを防ぐため、オフにするルールをつくりました。
下の画像は帰宅時にライトをオンにするルールで試した時のものです。
帰宅して部屋に入ると電気がついているので、夜は結構便利。

ルールが実行されると通知が来ます。
いよいよGoogle Homeと連携!
Nature Remoだけでも十分便利ですよ。しかし、スマホを取り出すのすら面倒に感じる事もありますよね。
そんな場合に備えてGoogle Homeで音声操作できるようにしましょう。
エアコンはショートカットで簡単に設定できる。
Nature RemoとGoogle Homeは直接連携できるので、リンクしてしまえば
「Nature Remoを使ってエアコンを消して」
のように言えば制御できます。

Google HomeアプリでNature Remoをリンク。

メールアドレスを入力してログインしてリンクします。
しかし、いちいち「Nature Remoを使って」というのも面倒。そんな場合はGoogle Homeアプリのショートカット機能を使います。
「その他の設定」→「ショートカット」と進んでショートカットを作成します。

「その他の設定」

「ショートカット」

ショートカットの設定

「ネイチャーリモを使って」というのを省けるようになります。
こうすることにより、エアコンのオンオフをGoogle Homeに呼びかけるだけで行えるようになります。
実際にやってみたのがこちら。便利すぎる。
Nature Remoでエアコンをオンにする。Google Homeと直接リンクできるからラク。 #GoogleHome #natureremo pic.twitter.com/dcF1OjX9OR
— 石井マサヒデ (@takaiishiki1) 2018年2月4日
消す場合。#GoogleHome #natureremo pic.twitter.com/M36mxGAfQW
— 石井マサヒデ (@takaiishiki1) 2018年2月4日
ライトの設定はIFTTT経由で
上記の設定だと私の場合、ライトがNature Remoに登録されていませんと言われてしまいました。
そこでIFTTT(イフト)を使って連携させました。Nature RemoもGoogle Home(に内蔵されているGoogle Assistant)も、IFTTTに対応しているのでこれを利用します。
手順は以下の通り。

IFTTTアプリからGoogle Assistantを検索

アカウントを選択

New Appletをタップ。下の方にスクロールしたところにあります。

Google Assistantを選択

Say a simple phraseをタップ

トリガーとなるワードを設定
このときに注意したいのは「電気をつけて」というフレーズだと、Google Homeにデフォルトで備わっている照明コントロール機能と取り違えてしまうこと。
Google Homeに対応しているスマートライトを操作する命令だと勘違いしてしまうんですよね。
これを防ぐには「でんきけして」など、助詞を除いて設定してやるとうまくいきます。
続いてNature Remoの設定。

Google Home→Nature Remoという流れ

Nature Remoを検索

Control home appliancesをタップ

画像は「ライト-オン」の場合

電気をつけるレシピが完成。
スクショの時刻を見ればわかりますが、5分程度で設定できますよ。
で、実際にやってみるとこんな感じ。蛍光灯なので、点くのに少しタイムラグがありますが、リモコンやスイッチから解放されるのは楽チン。
Nature Remoが届いた!これで部屋の電気を自動でつけられるし、Google Homeと連携すれば声で操作できる。楽しい。 pic.twitter.com/BapwsTxs0X
— 石井マサヒデ (@takaiishiki1) 2018年1月30日
消すバージョン。1500円くらいで売ってる照明用のリモコンユニットを買えば、Philips Hueじゃなくても出来る。設定はIFTTTじゃないとダメだったけど。 #natureremo #GoogleHome pic.twitter.com/tH16gLXs71
— 石井マサヒデ (@takaiishiki1) 2018年1月30日
まとめ
以上、Nature RemoとGoogle Homeの連携を紹介しました。
Nature Remoは赤外線リモコンであればどんな家電でも操作できます。なので、私は持っていないのですが、テレビなんかにも使えますよ。
今回はGoogle Homeを使いましたが、Amazon Echoでも同じような事ができます。なので、スマートスピーカーを持っている方はぜひ試してみてください!
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