エアコンなどの家電を、スマホのアプリやGoogle Homeと連携するために購入したNature Remo。
スマホで冷房のスイッチをOn/Offできたり、音声で部屋の電気を点ける事ができたりと、非常に便利なアイテムです。
そのNature Remoですが、弟分であるNature Remo miniが登場。お求めやすくなりました。
さらにアプリの方もアップデートされて機能も一新。さらに便利に。
この記事ではNature Remo miniと通常版の比較、新しいアプリでできる事を紹介します。
目次
よりお求めやすいNature Remo miniが登場。通常版との違いは?
そもそもNature Remoというのは、家電のリモコン(赤外線タイプ)を集約させて、スマホのアプリでコントロールできるようにするための、スマートリモコンの一種です。
家電ごとにリモコンを使い分ける必要がなくなるので、スマートリモコンは本当に便利です。
Nature Remoは、様々なセンサーが搭載されている上にIFTTTに対応しているため、数あるスマートリモコンの中でも「これを買っておけば間違いない」一品です。
でも欠点が一つだけあって、それは価格が高い(13,000円)ことでした。
2018年現在、スマートリモコンはNature Remoの他にもsRemo-RやLS miniなどがあり、1万円を切るものも増えてきました。
そんな中、Nature Remoからも機能を絞った弟分であるNature Remo miniが発売になりました。価格も9698円(2018/7/31までは8618円)と、安価です。
ここで、Nature Remo miniと通常モデルの比較をしておきます。
表の通り、Nature Remoから湿度センサー、照度センサー、そして人感センサーを省いてサイズを小さくしたのがNature Remo miniです。
Nature Remo | Nature Remo mini | |
---|---|---|
温度センサー | ○ | ○ |
湿度センサー | ○ | ☓ |
照度センサー | ○ | ☓ |
人感センサー | ○ | ☓ |
重さ | 65g | 29g |
Wi-Fi | 802.1 b/g/n | 802.1 b/g/n |
サイズ | 74mmx74mmx20mm | 58mmx58mmx15.6mm |
さらに、アプリのアップデートによって、各種センサーの値をモニターできるようになり、これらをもとに家電のオンオフを切り替えられるようになりました。
[aside type=”normal”]アプリのアップデートはまずはiOS(Ver 2.0.0)から。Andoroid版は7月中旬を目安に更新されるようです。[/aside]しかし、湿度や照度をトリガーに操作する家電って、そこまで多くないですよね。
なのでほとんどの方にとっては、Nature Remo miniの方で十分だと思います。
とはいえ、「Nature Remoはminiで十分」と片付けてしまうと、通常モデルを購入した私の立場がないので、一新されたアプリでできるようになったことを紹介していきます。
部屋が暑くなったらエアコンを勝手につけてくれる!
夏日が続く今の時期、最も役に立つ機能はこちらです。
通常版・mini共通で、Nature Remoには温度センサーがついています。
これにより部屋の温度を監視して、設定温度以上になったら冷房がつくように自動化できるのです。
手順はこんな感じ。

「ルール」から「+」を選択します

家電をコントロールする条件を設定します。

今回は、気温が高くなったら冷房をつけるように設定します

続いて、コントロールする家電を選択します

予め登録している家電から、エアコンを選択

エアコンをオンにする時の設定を選び、保存します。

こんな感じでルールを作ることができます。
この機能、多機能なエアコンには備わっているのですが、アパートに据え置きのものにそんな贅沢な機能はついていません。
逆に、設定温度以下になったらオフにすることもできるので、部屋の温度を常に一定に保つことができますよ。
また、冬の場合は寒くなったら暖房をつけるといった設定も可能なので、部屋の中は常に快適です!
人感センサー
ここからはNature Remoだけに搭載されているセンサーの利用方法です。
Nature Remoでは、人の気配がなくなったら電気を消す、といった使い方もできます。
が、一人暮らしの場合は必要ないかもしれません。
というのも、Nature RemoはスマホのGPSと連携して家電をコントロールできてしまいます。

スマホのGPSに連動して家電をコントロールできます
私は一人暮らしなので、スマホが家から離れたら明かりを消すように設定しています。
でも、2人以上で暮らしている場合、誰かが外出すると部屋の明かりが消えてしまうのは不便ですよね。
そこで人感センサーをトリガーにして家電をコントロールできれば、電気の消し忘れが防げるので良いと思います。
その他照度センサーや湿度センサーなども使えるように
その他にも照度センサーと湿度センサーが搭載されているので、これらの値から家電をコントロールすることができます。
私はNature Remoユーザーですが、これらの機能、正直使い所に悩むところ。
暗くなったら電気をつける設定にしておくと、防犯対策になるかなあとか、その程度ですかね。

Nature Remoで確認できる部屋の環境です。
もちろんGoogle HomeやAlexaとの連携も便利
Nature Remo単体でもかなり便利なのですが、今話題のスマートスピーカーと組み合わせると、未来感が増します。
Nature RemoはGoogle AssistantsのDirect Actionsに対応しています。
なのでGoogle Homeを持っている方であれば、
「OK Google, エアコンをつけて」
とか、
「OK Google, 温度を○℃にして」
といった具合に話しかけるだけでエアコンをコントロールできます。
Nature Remoは、もともとはエアコンのコントロールに特化したデバイスです。
エアコンの操作に関してかなり充実しているのはそういった背景からでしょう。
設定温度や冷暖房の切り替えも音声操作できるのはかなり便利ですよね。
まとめ 今買うならNature Remo miniがおすすめ
というわけで、Nature Remo miniと、新しくなったアプリを紹介しました。
湿度・照度・人感センサーを使いこなせる方はそんなに多くないのかなあと思います。
なので、今現在Nature Remoを検討している方はminiの方がおすすめです。
miniにも温度センサーはついていますし、搭載されているセンサーの種類以外は通常版と機能は一緒です。
むしろ安くて小さくてかわいいので、 Nature Remoの存在意義が問われる程だと思っています。
POINT
- 外出先からでも家電をコントロールできる
- 帰宅したら部屋が涼しくなってる
のは一度体験すると、その便利さに愕然とすると思います。
ぜひ一度試してみると良いですよ!
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