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Negicco Second Tour “The Music Band of Negicco” @中野サンプラザ

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ツアーファイナルは中野サンプラザ。ツアーファイナルと言いつつも、山梨の振替公演があるという微妙な立ち位置。平日なのにも関わらず先行物販からたくさんの人がいました。私は1階席だったので2階の様子はわからなかったですが、少なくとも1階はほぼ満席のようでした。

19時に開演。紅白ならぬ緑白のストライプで飾られたステージに出囃子とともにバンドメンバーとNegiccoが登場しました。

ライブの前半は3人の緊張がビシビシ伝わっていて、こちらもヒヤヒヤして観てました。パフォーマンスも安定していない箇所が結構あって。中野サンプラザは「優良ホール100選」に選出されているだけあって音響がやたら良いので、粗さもそのままくっきり伝わってしまっていたのがちょっと残念なところ。

ただ、前回のツアーから少しずつ力を入れている、アコースティックサウンドのコーナーは良かったです。野音と比較すると、聴かせる曲が増えたのが大きいです。「カナールの窓辺」「矛盾、始めました。」そして新曲の「土曜の夜に」が加わったことにより、このコーナーは磐石なものになったので”間違いない”仕上がりが約束されてます。

そして、毎度毎度、寸劇が楽しいグッズ紹介コーナー以降は緊張がほぐれた感じがしました。「BLUE, GREEN, RED & GONE」や「二人の遊戯」なんかはいつも通りのカッコ良さだったし、歌い慣れた定番曲を畳み掛けた終盤はやはり盛り上がってました。

また、今回は大きな会場(2200人)ということで、ステージにはモニターが設置されていました。ここにはNegiccoの3人やバンドメンバーの映像がアップで映しだされたほか、歌詞の一部が表示されていました(「ざんねーん」とか)。それだけでなく、「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」ではトラベルにちなんでか、これまでのツアーのオフショットが流れていて、パフォーマンスではなくそちらの方に目がいってしまった方も多いのではないでしょうか(笑)あと、「おやすみ」の時は新潟市内の夜景が写されていましたね。今年はまだ新潟に行ってないので、近いうちに行けたら良いなあ。

総括すると今回の公演、ちょっと足踏み状態になってるのかなあと思ってしまいました。楽しさでいうと、体調不良から復活して元気が有り余り過ぎていた名古屋公演の方が勝っていたように思ったし、バンドとのセッションも、野音の方が感動が大きかったように感じるんですよね。思い出補完しているからですかね。

最初の方に書いたように、着席してじっくり聴かせるタイプの楽曲たちは、バンドとマッチしていてすごく良いし、私はそれを目当てに来ているところもあります。ここ最近発表されている曲の曲調からわかるように運営サイドもバンドスタイルに引き続き力を入れていくのでしょう。

しかし、そうなるとパフォーマンス、特に歌のクオリティーに難癖を付けたくなりがち。そういった面では「Negicco、まだまだこんなもんじゃないぞ」と思ってしまったのでした。会場の大きさに飲み込まれていたかなあ、と。ここまで書いてみて、なんか否定的な感想が多いのが自分でもちょっと信じられないのですが、私は前日にBob Dylanという神様を観てしまっていたから、そりゃあ敵わないよ!ってだけの事かも知れないです。それに、フルバンドによる緩急のついた2時間半に渡るステージすらも平板だと思わせるほどに、Negiccoのポテンシャルが高いのであればそれは嬉しいこと。

次回のワンマンはNHKホールということで、武道館を見据えつつも現状にあった順調なステップアップになっていると思うので、今後に期待していきたいです。新曲も良かったよ!

1. 光のシュプール
2. トリプル!WONDERLAND
3. 新しい恋のうた
4. 1000%の片想い
5. 自由に
6. アイドルばかり聴かないで
7. ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
8. 君といる街
9. クリームソーダLove
10. For a long time
11. おやすみ
12. 土曜の夜は
13. 矛盾、はじめました。
14. カナールの窓辺
15. BLUE, GREEN, RED AND GONE
16. 二人の遊戯
17. GET IT ON!
18. さよならMusic
19. ときめきのヘッドライナー
<アンコール>
20. 圧倒的なスタイル
21. ねぇバーディア

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